業界の垣根って・・高い?低い?
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
前回のメルマガで、
人工知能(AI)のことを話題にしましたが、
今回は、そのAIを使って動く『ハード部分』
つまり、
車とかバイクとかボート、ドローンに至るまで、
色んな乗り物にAIが使われることで、
この先起こりそうな状況について話したいと思います。
2018年X月○日
バッテリーと電気モーターと無線技術、
それに小さなプロペラだけで空を飛ぶことができる、
『ドローン』にも、いよいよ、
『有人ドローン』が登場して、
本格的に人が空を飛び回るようになるのか!?
ところで、
『ドローン』というネーミング自体は、
もともと『無人航空機』のことを指すんですけど、
まあ、そんなカテゴリー分けなど、
時代の変化とともに無意味になるのが世の常・・
インターネット上にある、
いくつかの『工業デザイン』サイトには、
すでに1人乗りあるいは、
2人乗りのドローンが公開されています。
その中身を見てみると・・
ちょうどF1(フォーミュラー・カー)のようなボディーで、
従来タイヤが配置されている四隅には、
円形のプロペラが横向きになって配置されています。
この話を基にさらに未来へと進むと・・
2020年7月24日
東京オリンピックの開会式場に、
聖火を運んで現れたのは、
○○製の最新型自動運転車です。
この車はもちろん『完全自動運転』と呼ばれる、
最高位の自動運転車なので、
車内の運転席にドライバーは乗っていません・・
その無人完全自動運転車が、
会場内を1周した後、中央付近に進み、
そこで停車しました。
その時、最終の聖火ランナーに選ばれた、
往年の○○選手(○○競技の元メダリスト)が、
レーシングスーツを身にまとって、
先ほどの無人完全自動運転車に乗り込みました・・
すると!
その車のタイヤが向きを真横に変えたかと思ったら、
フワッと空中に浮きあがりました!
今度は『有人ドローン』となった自動運転車は、
開会式場の空中を2〜3周した後、聖火台へと向かいます。
そこで、
ドローンから降り立った元メダリストが、
聖火台に点火して
『めでたし、めでたし』となるんですが、
これが何を意味しているのかというと・・
この先、
車とかドローンとか、そういった区別も無くなり、
それに連れて、
自動車業界とか航空機業界、IT業界といった、
業界の垣根そのものが無くなるんじゃないか?
すると、目の前にあるのは、
『高機能な乗り物』だけということですね〜
まあ、安全性とか法整備という課題は、
当然ながら出てきますけど・・
そう考えていくと、
人工知能の発達で『仕事が無くなる』どころか、
それよりも、業界の垣根が無くなることで、
色んな可能性を秘めた『新しい仕事』が増える方のが、
絶対に多いはずだと思っています。
なので『垣根の曲がり角』の先には、
『明るい未来が待っているのだ〜!』というのが、
僕の人工知能に対する認識です。
こうやって楽観的になってみると、
見えないものが見えてきて、
脅威だと思ってたことが、別に怖くもなくなり、
むしろ待ち望めるようにすらなるんですね〜
この季節だけに、
聖火台を唱歌『たき火』に、
AIの発達による未来を『垣根の曲り角』と、
掛け合わせてみました・・が、
火の元には十分お気を付け下さい!(笑)
関谷はやと
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