寒くなっても大丈夫！　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

この２〜３日で、

僕が住んでいる松山でも、
本当の冬がやって来た感じがするくらい、

寒い日が続いてます・・

もう１２月の半ばですから、当然といえば当然ですね〜

そして、これからしばらくの間は、

寒くなることはあっても、暖かくなることはありません・・

だったらもう、開き直るしかありませんよね！（笑）

そこで今回の話題は、

車にまつわる『冬のトラブル』の代表格、

『バッテリー上がり』について話します。

寒い朝、車のエンジンを掛けようとしたら、

重たそうに『ウンウン』とか、

頼りなく『カチカチ』という音しかしない・・

これが典型的な『バッテリー上がり』の状態です。

ちなみに、
バッテリーも電池の一種です。

こうなると、
バッテリーを交換するか、

他の車のバッテリーからつないで、

電気を応援してもらうしか方法がありません。

それなのに！

『もしかしたらエンジン（または燃料）
に問題があるのか？』とか、

『昨日まで普通にエンジンが掛かっていたのに！』

などと、

自分の車を信じたい気持ちは分かりますが・・

もう一度言いますよ、

それって『バッテリー上がり』なんです！

というのも・・

僕もそうなんですが、

人って自分の持ち物に対して、

『感情移入』してしまうところがあるんですね〜

そこで、

車を人に例えてみると話が分かりやすいです。

さっきの場面に当てはめると、

（具合が悪くなったのには）
『もしかして、他に原因があるんじゃないか？』

『昨日まで元気だったのに、急に今日はどうしたの？』

となります・・

弱ってる時に、

優しい言葉をかけてもらって元気が出た！

なんていうのは、

人間同士の会話だったら、よくある話ですよね。

でも、バッテリーは違いますよ！

今日みたいに寒い日はバッテリーにとって、

ただ単に『発電したくない日』なんです・・

その訳は、今から説明するので、

『やっぱり人間と一緒やないか！』などと、

ツッコまないで下さいね・・

車に搭載しているバッテリーというのは、

『鉛』と『希硫酸』とその他の物質の、
化学反応を利用して発電する電池です。

そして、車の使用環境を考えて、
発電に最適な周囲の温度を『２０℃』に設定しています。

なので、
気温の低い冬場や、反対に気温が高い真夏は、
バッテリーにとって発電しにくい温度となり、

そのため発電不足、つまり、

『バッテリー上がり』の状態になってしまうんですね。

なので、どうしても！といった、

緊急避難的は場合として、

『バッテリーにお湯をかけて温める』という方法もあります。

あくまでも、その場しのぎの方法ですけど・・

まあ、冬場はヒーター、

夏場はエアコンという具合に、

バッテリーそのものへの負担が大きいのも理由ですが・・

しかし、

『三栄自動車の定期点検』を、
受けてくれているお客様の車では、

最初に話したような、
急に『バッテリー上がり』になることが、

ほとんどありません・・

なぜかというと、

その時バッテリーを点検して、
必要に応じて充電器で充電しているからなんです。

それでも、

バッテリーが良くない場合には交換を勧めています。

そうすることで、

寒くて時間がない時に慌てたり、

寒いところでオロオロしなくて済むようになるんですね〜

関谷はやと

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