『焼け石に水』を車で表現したら・・　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

三栄自動車の外注先になっている、

ボディーショップ（鈑金塗装工場）から、

自社のお客様が
ネットで軽自動車の中古車を購入したので、
三栄自動車で車検整備をして欲しい、
という依頼がありました。

という訳で、
ウチのスタッフが三栄自動車にまで車を持ち帰って、

色々とチェックをしていたら・・

エンジンを掛けた途端に、

『アクション映画の煙幕か！？』というくらい、

モクモクと真っ白な煙（排気ガス）が出てきました・・

明らかにエンジンに問題が起きてます。

ところで、
今の季節みたいに寒くなってくると、

エンジンを掛け始めたときって、
排気ガスが白くなりますよね。

ただこれは、
排気ガスの熱で空気中の水分が温められて、
湯気のようになってるだけなので異常ではありません。

しかし今回の車は、
それとは違う、もっと大量の白煙で、しかも、
目と鼻を刺激してくるような白煙だったんです。

ちなみに、
この煙の原因は『エンジンオイル』です。

エンジンというのは、
内部で金属同士が高速で擦り合ってるので、
『潤滑』のためにエンジンオイル（以下オイル）を使って、

極力摩耗を減らしています。

正常な状態のエンジンは、
そのオイルがエンジン内部を循環してるだけなんですが、

例えば、
『オイル量の点検・補給』とか、
『定期的なオイル交換』をやってないと・・

それが原因で、
エンジン内部の金属部品が異常摩耗を起こして、
部品同士に必要以上の大きな隙間が発生します。

すると、
その隙間を伝わったオイルが、
排気系の方に流れ込むため、

排気ガスと一緒にオイルが出てしまうんですね〜

ここまで来ると、もう、
エンジンを修理するしかありません・・

しかも、
大がかりな作業と大量の部品交換が必要です。

修理費用だって、
１０万・２０万円といった万円単位の金額になります。

これは痛いですよね・・

ところで、
その白煙を出していた車の後部座席には、

１リットルが数千円もするような、
ユーザーが購入して使ったと思われる、
高級オイルの空き缶が何本も転がっていましたが、

今となっては『焼け石に水』ならぬ、
『焼け付いたエンジンに高級オイル』です・・

自分がネットで購入した中古車なんで、
しょうがないと言えばそれまでですが、

でも、
排気ガスと一緒に無くなってしまった高級オイル、
何とも、もったいない話ですよね〜

もちろん、
いつもこのメルマガを読んでくれているあなたなら、

絶対にこんなことは無いはずです！

でも、メルマガを読むだけじゃなく、
定期的なオイル交換はやってあげて下さいね（笑）

関谷はやと

ＰＳ．もちろん三栄自動車なら、
あなたの車のオイル交換も大丈夫ですよ！

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