VRがより身近になると 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

トヨタが販売している車を、

レース車っぽく『ドレスアップ』して
一同に眺めることができるお店、

『GRガレージ』が、
先月から全国展開され始めました。

ちなみに、

『ドレスアップ』という言葉は、

ファッションの世界から来ていて、

車の外観に、

様々なパーツを取り付けたり、
部分的な塗装を施したりして、

その人の『好みや個性』を、
表現した車に仕上げることです。

また外観以外も同様に、

エンジンや足回りなどの機能部品に、
パーツや改造を施した車がありますが、

こちらは『チューニング』と呼ばれ、

そういった車のことをまとめて、

『カスタム・カー』といいます。

そこで一部の『GRガレージ』では、

外装のドレスアップを考えるツールとして、

『VR(バーチャル・リアリティ)』を使い、

様々なパーツを、

自分の車に装着したらどんなスタイルになるか?

というのを、

より現実に近い感覚で見られるようにしてるそうです。

なので、

高額なパーツを実際に装着してから、

『やっぱりイメージと違う〜!』

といったミスマッチが無くなります。

そういえば、この発想って、

進学時の『体験入学』や

就職活動の『インターンシップ』と、

何となく似ていると思いませんか?

まっ、それは置いておいて・・(笑)

GRガレージがやっている『VR』って、

実は目新しい発想じゃなく、

元々は『合成写真』から来ていて、

車の写真とパーツの写真を組み合わせた、

切り貼り(コピペ)から始まり、

それがデジタルカメラの普及によって、

パソコンで手軽に、

『ドレスアップ後』のイメージが
作成できるようになり、

現在では『VR』の立体映像で、

より現実に近いスタイルとして、

確認できるようになったものです。

ただ、これが良いのか悪いのかは別にして、

ここまで『リアリティ技術』が進むと、

ユーザーにとっては、

『イメージと違う・・』といって、

失敗するケースがなくなったぶん、

中にはイメージ通りにドレスアップした、

『自分の車のVRスタイル』を見てしまったために、

そこで満足してしまって、

お店の目的である、

『パーツ販売』につながらないケースも出てきます。

たしかに従来の販売方法のままだと、

パーツ販売がやりにくくなったのは事実です・・

しかし!

すでに『VR』は世の中に知れ渡った技術なんで、

それをいちいち否定してたら、

ビジネスはやっていけません!

だったら、

既製のパーツを販売するんじゃなく、

『VR』と『3Dプリンター』の技術を使って、

自分たちで『新しく作ればいい』という発想です。

でも、

そのためには、ユーザーのイメージを、

『デザインする』センスとか、

出来上がった製品が、
不正改造につながるような、
『違法パーツ』じゃないかどうか?

を検証するための『車の知識』も必要です。

となると・・

結局のところ『VR』のような先端技術が、

いくら発達したところで、

やはり重要なのは、

『基礎的な力』や『専門性』ということなんでしょうね〜

関谷はやと

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