復活のニュースを見て。　

From：関谷はやと

プライベートデスクにて。

今月２７日から翌１１月７日までの期間で、

『東京モーターショー』が開催されます。

そのせいか、

クルマ関連のニュースを見ていると、

ちょうどこのタイミングで

発表される予定の新型車や、

すぐには発売されないけど、

新しい技術やスタイルの方向性を盛り込んだ、
コンセプトカーと呼ばれる車が、

連日のように掲載されています。

その中で、僕が興味を引かれたのが、

『日産シルビア』復活のニュース。

ちなみに『日産シルビア』というのは、

『２ドアクーペ』というスタイルの車です。

ところが、

今売られている新車のほとんどが、
５ドアワゴン車や、
４ドアセダンが主流となってしまったため、

現在、新車としては販売されていません・・

それが今回のモーターショーをきっかけに、

『復活』するかも知れないんです。

またシルビアと言えば、

僕が車に乗り始めの頃、

もうかれこれ３０年も前になりますが、

そのとき登場した５代目モデルのシルビアが、

斬新なスタイルとテレビＣＭとの連係プレーが、

当時のユーザーにピッタリとハマって、

とにかく売れまくったんですね〜

どのくらい売れたのかというと、

５年間でなんと３０万台です！！

毎月５０００台売れてた計算になりますね。

なので当時、巷ではシルビアだらけでした・・（笑）

その懐かしさもあって、

今回のモーターショーに登場する
『シルビア』のデザインスケッチを見たんですけど・・

『ん・・トヨタ車か？』と見間違いそうなスタイルに、

ちょっとビックリでした。

でも『シルビア』に限らず最近は、

『似かよったスタイルの車』が多いような気がします。

これってたぶん、

情報技術が発達しすぎたせいで、

デザインのヒントにしてる物や手法が似てくるから、

結果としてそうなってるんじゃないかと・・

まあ、会社から
『売れるデザイン、スタイルにしろ！』

と言われたら、
そうなるのも仕方ありませんよね。

でも４ドア車と比べて、
もともと実用性が低い２ドア車を、

いまの時代に売ろうとするんだったら、

『万人受け』を狙うんじゃなくて、

『千人受け』くらいの奇抜さや、

インパクトがあってもいいんじゃないかと思います。

どのみち、

そんなに販売台数が伸びる車じゃないんですから・・

でも、、

そんな風に開き直って造られた車に限って、

３０年前のシルビアみたいに、

売れ過ぎてしまうんですよね〜

そう考えると自動車メーカーって、

もしかしたら、

非常にギャンブル性の高いビジネス、

なのかも知れませんね・・（笑）

関谷はやと

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