ついにあの国も！？　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今朝のニュースです。

日本の２輪車メーカー各社が、、

大幅なラインアップ見直しによる、

相次ぐ生産中止の話題と、

中国高官の発言による、

『化石燃料車の生産販売の禁止時期を検討』
しなければならない・・という、

いずれも車業界に関する話題です。

ついこの間はヨーロッパでも、

『ディーゼル車の販売中止』というニュースがあり、

この最近ガソリン・ディーゼルといった、
『化石燃料（石油）』が、

目の敵にされている感じがしますね。

そもそもの理由は、

車から出される『排気ガス』が、

環境への影響を及ぼしている、
というのが大きいんですけど・・

ただ、

国内の２輪車メーカーの場合は、
『販売数の減少』によって、

排気ガス規制に適合させるための開発費が、
回収できないと判断したことであり、

かたや中国の場合は、
年間２４００万台もの車が売れているため、

排気ガス規制を少々やったところで、
台数が多すぎて間に合わないといった、

正反対の事情ですが、
結論は同じ『作ることを止める』です・・

しかし、

いくら環境問題が大切なのは分かっていても、
政策が極端すぎるような気がしませんか？

おまけに、
この最近になって急に目立ち始めたんですよ。

きっとこれには、何かの裏付けがあるぞ・・

そう思って、僕なりに考えてみました。

まず思いつくのが、

こういった一連の報道は、すべて、

世界の産業界や金融界に、

どれほどのインパクトを与えるか？を、
調べるための『テスト』だと・・

というのも、例えば、

『ディーゼル車の乗り入れ禁止！』とか、
『エコカー以外は走行禁止』なんていう、

実際に規制を続けているのは、
日本の都市部や、
アメリカのカリフォルニア州といった、

比較的狭い地域に限られています。

それ以上の規模でやってしまうと、

たぶんその国の産業構造自体が追い付かず、

誰も車が作れなくなる可能性があります。

なので、

こうやって将来の方向性を示すことで、

市場がどう動くか？
をテストしているんだと思います。

もう一つはですね〜

グレーな話題が好きな人向けに・・
ちょっと怖い話です。

アメリカを代表する、というより、
世界の石油業界をまとめていた人物、

『ロックフェラー３世』が、
今年３月に１０１歳で亡くなりました。

どんな組織でもそうですが、

組織のトップに何かがあると、

いくら準備をしていても、
大なり小なりの混乱が発生します。

すると、
その混乱に乗じて別の力が動き出します。

これは勢力覇権争いの一環で、

今回の『石油から電気へ・・』という流れが、

それに当たります。

しかし、
世界の自動車事情を見ていると、

やっと動物から車に乗り換えた国もありますし、

『これからは電気自動車だ！』と言っても、

電気そのものの普及が安定してない国だって、
たくさんあります。

ということは、

いくらニュースで報道されていたとしても、
あくまでも『方向性』という程度のもので、

今から３年後に、
急にあなたの車が道路を走れなくなる・・

なんてことには、ならないと思います。

なので安心して、

今の車を大切に乗ってあげて下さい。

関谷はやと

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