それ、言ってしまいますか・・
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
今朝のインターネットニュースで、
久々に『おおっ!?』と、
思うような記事がありましたので紹介します。
話は『ななつ星』で有名な、
JR九州の社長の会見内容です。
採算性の厳しい地方ローカル線について、
『可能な限り路線の維持に努めて行く』
としたうえで同時に、
『郷愁ばかりで鉄道を残すのは、
社会にとって本当にプラスなのか・・』
と発言されたそうです・・
まあインターネットのニュースなんで、
断片的な発言しか取り上げられていませんが、
さすがに僕も、
『たとえ思ったとしても、
それを口にしちゃお終いでしょ』
と思ってしまいました・・
というのも、
先ほど紹介した『ななつ星』って、
現在全国の路線でリニューアルされている、
豪華列車のトップバッターです。
この路線の魅力には、
もちろん『郷愁』が含まれています。
しかも魅力のうちの大部分を占めるくらいの・・
そもそも地方のローカル線って、
本線ですら採算性が厳しいのは、
分かりきったことです。
だったら社長のする仕事は、
ローカル線の魅力を最大限に引き出すためには、
どうするのが一番なのか?
を考えることだと思います。
ちなみにJR四国は、
少ない予算ながら頑張っていますよ!
愛媛だと、
海に沈む夕日を眺めながら食事がとれる、
『お座敷列車』を運行したり、
(これが意外とロングセラーなんですよ)
となりの徳島では、
ジャズの名曲『A列車で行こう』よろしく、
列車内で生のジャズ演奏を聴きながら、
夜の路線を走る、
といった工夫をしています。
いずれも『ななつ星』みたいに、
新調された客車など使える訳もなく、
既存の列車を改造したり、
ほとんどそのまま使ったりです。
すべて『郷愁』を最大限に活かして、
運行してる列車ばかりだと思いますが・・
なのに、この発言って何ですか!
これを聞くまでは僕も、
『ななつ星』に乗ってみたいなあ・・
と思っていましたが、
JR九州の社長の一言で、
なんだか興ざめしてしまいました・・
きつい言い方かもしれませんが、
『金かけりゃ、誰だって出来るんだよ!』
そう経営の神様が怒っているような気がします。
たしかに列車って人や物資の輸送を担う、
『社会インフラ』の基本です。
ただ、
それだけしか目に入っていないと、
人口の減少や、トラック輸送など、
物流の多様性をネガティブにとらえてしまい、
『儲からない=じゃあ廃線』
みたいな発想になってしまいます。
JRって、元々は税金で運営されていた
『国鉄』だったことを考えると、
大変でしょうけど、
アイデアを出し、工夫をしながら、
儲かった路線で、
採算性の薄い路線をフォローしていくのが、
今まで支えてくれた納税者への恩返しだと思います・・
九州だったら、
見どころがたくさんあるんですから、
もっともっと出来ることがあるはずです!
JR九州の社長さん、
泣きごとなど言ってないで、ぜひ頑張って下さい!
関谷はやと
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