取り残されちゃいませんよ! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

先日、このメルマガでも話しましたが、

トヨタとマツダによる資本提携によって、

日本の自動車(乗用車)メーカーは、

大きく3つのグループに分かれました。

まず1つ目は、

トヨタを中心にしたグループで、
ダイハツ、スバル、スズキ、

そして今回のマツダです。

次に2つ目ですが、
フランスのルノーグループに属するニッサンと、
昨年ニッサンの傘下に入った三菱です。

そして3つ目・・
実は驚くことに、

たった1社だけが、どのグループにも属さず、
孤高のメーカーとして存在しています。

それが『ホンダ』なんです。

ガソリン、ディーゼルなど、
エンジン車の排気ガス規制への対応や、

エンジンと電気モーターで走るハイブリッド車、

さらにはエンジンのついていない電気自動車など、

これだけ世界中の市場環境が変化している中で、

今まで、
よくもまあ1社だけで頑張ってきたもんだと、

改めてすごいなあ・・と思います。

ニュースを読んでいると、

自動車業界だけの視点からしか見ていない記者が、、

今のホンダの状況を『1社だけで大丈夫か!?』

などと煽り立てて、

どっかの自動車メーカーと一緒になるべきでは?

といういような提言をしていますが、
(たいていは投資系のニュースです)

ホンダの事業内容を見ると、

実は自動車だけにとどまらず、

マリン(船の汎用エンジン)や農業機械に発電機、

そういえば、
『ASIMO』というロボットもいましたね〜

そして、堂々の販売台数世界一のオートバイ、

さらには航空機までと、多岐にわたります。

ホンダって、自動車だけじゃないんですよ。

その上で、

今後の自動車が電動化に向かっていることを、
ホンダなりのやり方で行くと、

自動車メーカー同士で提携するんじゃなく、

電気自動車用の電池では『日立』と、

自動運転技術なら『Google』と共同で、

という具合に、あくまでホンダなりに、

自動車メーカーとして1社でやっています。

というのも、、

『ホンダ』の歴代社長って、

創業者の本田宗一郎氏に始まり、

社長には代々技術者からなる、といった伝統があります。

ちなみに技術者というのは、

頑固な傾向があると一般的に言われてますよね・・

でも、それが理由で、

ホンダが意固地になっている訳じゃなく、

ホンダにとって『一番大切にしてるもの』が、

『技術』に他ならないだけなんですね〜。

しかし、

他の自動車メーカーと一緒にやるとなると、、

経営のために、といった理由で、
『技術』に折り合いをつけないといけない、

そういう局面に出くわすことで、

『ホンダらしさ』を失うことを嫌っているだけなんです。

これは技術者の独りよがりじゃなく、

ホンダ車に乗ってくれる人のための

『ものづくり』を重視してるからこそ、

ホンダは1社単独にこだわっているんです。

決して自動車業界の再編に、

取り残されている訳じゃありませんよ。

関谷はやと

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