見てみたい気はするけど、やめて欲しい・・　

From：関谷はやと

プライベートデスクにて。

先日、アメリカのニュース誌、

ウォールストリート・ジャーナルのコラムで、

イタリアの超高級スポーツカーメーカー

『フェラーリ』のＣＥＯが、

『ＳＵＶの開発計画を進めている』

とかナンとか・・

といった発言が報道されたのを受けて、

（フェラーリの株を保有している）
『投資家は歓迎すべき』といった記事を読みました。

というのも、この２０年ほどは、

どの高級車メーカーも自社ブランドに、

実用性の高いＳＵＶをラインアップしてきました。

しかし、

フェラーリだけは別で、

エンブレムの『跳ね馬』に見られるように、

創業者エンツォ・フェラーリの哲学ともいえる、

『レースへのこだわり』を貫いていました。

そのことが世界中のファンを魅了し、

フェラーリの好調な業績の要因になっています。

確かにフェラーリ・ユーザーにとって、

もう少し実用的なモデルがあればなあ・・と、

そう思う気持ちも分からなくはありませんが、

それでも僕個人としては、

バギーのように岩場を走るフェラーリや、

水しぶきを上げながら川を渡るフェラーリの姿は、

あまり見たくありません・・

というのも、

それなら別にフェラーリじゃなくても、

実用的な車を作るのが得意な自動車メーカーは、

他にたくさんありますし、

フェラーリは、

フェラーリじゃなきゃできない、

スポーツカー作りをやるべき。

そういった自動車メーカーが

世界に１社くらいあってもいいじゃないか！

と思っているからです。

実際に、

冒頭のフェラーリＣＥＯも、

以前自身のコメントで、

『フェラーリでＳＵＶを作りたければ、
私を撃ってからにしろ！』

そう発言してたそうです・・

しかし私を撃てって・・

さすがマフィア発祥の国イタリアですね〜（笑）

ただ、いくらフェラーリといえども、

市場や株主からの要望には逆らえないんでしょうね・・

先ほどのＣＥＯが退任する予定の、

２０２１年に合わせて、

『フェラーリ初のＳＵＶ』を発表するんだとか・・

前例と言えば、

ドイツのスポーツカーメーカー

あのポルシェでさえ、

４ドアＳＵＶのモデル『カイエン』や、
４ドアセダンの『パナメーラ』を

市場に投入したくらいですから・・

とは言っても、

年間生産台数１万台に満たないフェラーリと、

２５万台近くも生産するポルシェとじゃあ、
同じ物差しで比べてはいけません・・

なので、やはりフェラーリには、

今まで通りのやり方を続けて欲しいと思います。

そうしてもらうために、

僕もいっちょう、
フェラーリの株でも持ってみようか！？

なんてことを思いつきました。

さすがにフェラーリの実車までは買えませんので・・（笑）

関谷はやと

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