見えてきた車の将来 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ヨーロッパでは、
自動車の電動化が加速しています。

北欧スウェーデンの自動車メーカー、

『ボルボ』が2019年以降市場に出す車を、

電気自動車(EV)
もしくはハイブリッド車だけにして、

ガソリン車やディーゼル車など、
エンジンのみを動力とする車は発売しない。

という方針を発表したのを皮切りに、

フランスでは2040年までに
ガソリン車、ディーゼル車の販売禁止。

ドイツでも2030年までに同様の方針、

そしてついに、
イギリスでも2040年までに・・とのこと。

エンジン(内燃機関)を動力とする、

自動車が誕生してから150年の歳月を経て、

いよいよ歴史の大転換に突入した感じですね・・

その理由は、

車の排気ガスから出される二酸化炭素(CO2)を、

削減しようという意図からなんですが、

ただあくまで、

このガソリン車・ディーゼル車禁止という方針は

今のところヨーロッパに限った話のようなんで、

その他の国々・・例えば、

アジア、アフリカ、北南米、オセアニアでは、

まだそこまでの厳しい方針は打ち出していません。

日本でも、

こういった方針はまだ出ていません。

まあ・・もし出すとしても、

東京オリンピックが済んでからのタイミングじゃないと、

法整備も産業界も手が回りませんからね。

しかし、、

前にこのメルマガでもお話ししたように、

ガソリンやディーゼル燃料を作っている、

石油メーカーや産油国は、
この先どうなるんでしょうか。

と思っていましたが、

よ〜く考えると、

電気自動車の電源(燃料)も、

元をたどれば、そのほとんどが

石油や石炭、天然ガスを利用した

火力発電所で作られています。

原子力や風水力など、

その他の発電所もありますが、

それらは、報道で目立っているだけで、
実際のところは少数派です。

すると今後はヨーロッパ各地で、

電気を作るための発電所が増える可能性があります。

ということは、

どのみち石油は必要とされるので、

石油メーカーや産油国にとっては、

それほど大騒ぎするような事態じゃないのかも?

そう思えてきます。

ただその反面、

石油からガソリンやディーゼル燃料を精製したり、

それを運んでいる企業や、

ガソリンスタンドにとってみれば、

この方針が世界中に広まっていくと、

それこそ死活問題になります。

日本のガソリンスタンドでも、

地下に埋設されたタンクの使用期限が近づき、

莫大な投資が必要となるタンク入れ替えをせず、

そのまま廃業というパターンが増えています。

もしかすると、

ヨーロッパでも同じ状況なんでしょうね・・

その代わり、

ガソリンスタンドと比べて設備投資が少なくて済む、

電気自動車用の充電スタンドが、

今後増えてくるのかも知れませんね。

そうなると・・

三栄自動車に来てくれれば、

あなたの車に充電しますよ。

なんていう日が、

意外と近い将来になるのかも・・

関谷はやと

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