ミドル級 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

ちょっと前(5月20日)に、

プロボクシングのWBAミドル級王座決定戦が、

日本で行われました。

なんといっても見どころは、

現在同級2位で、

元ロンドンオリンピックの金メダリスト、

『村田諒太選手』の試合です・・

ちなみに相手は同級1位で、

フランスのアッサン・エンダムという選手です。

ボクシングの試合というのは、

KO(ノックアウト)以外だと、

フルラウンドを戦うことになります。

今回は12ラウンドという長丁場の試合でしたが、

ホームゲームという有利な条件もあり、

試合運びでは、

相手選手からダウンも奪って、

常時リードを続けていたので、

観客の誰もが村田選手の勝利を信じていました。

が、、しかし、

まさかの判定負け・・です。

この3人の審判の判定結果に、

さすがの主催者も異議を唱えたことから、

『誤審による再戦』という結果で、

今のところ落ち着いています。

『判官びいき(ほうがん)』じゃないですけど、

自国の選手を応援したくなるのが人情ですよね。

しかもそれが世界戦ともなると、

その感情はなおさらです。

ただ、どんなスポーツでもそうですが、

技術レベルが同等の選手(チーム)の試合、

特にそれがプロスポーツだと、

審判の判定自体も見極めの難しいケースが増えてきます。

その上、ボクシングって、

一応格闘技ですから、

その起源をさかのぼると、

どうしても『賭博性』が付いて回ります。

つまり『お金(マネー)』との関係が、

常に付いて回っているということです。

なので元々が、

きれいごとじゃ済まされない世界なんでしょうね・・

何もこれは『賭け事』という意味じゃなく、

チームやスポンサーなど、

関係者同士の利害のぶつかり合い、

という意味でもあります。

こうやって、

選手の技量以外に色んな力学が働くんです・・

ところで選手同士でも、

これは僕が実際に、
ボクシング関係者から入手した話ですが、

試合中、相手選手のつま先を踏んで、

相手が逃げられないようにしてから、

パンチを繰り出すとか、

本来はナックル(拳)でしか、

相手を捉えてはいけないんですけど、

パンチを出す流れから、

シラッと『ひじ打ち』をかけたりと、

僕たちの目に留まらないような、

実に巧妙な『裏のテクニック』もあるそうです・・

こんなの、まあ『ルール違反』『反則』といえば、

実際に反則なんですけど・・

良い悪いは別にして、

審判にバレなきゃ『反則』じゃないんですね・・

これは、

ボクシング漫画の代名詞ともいわれてる

『明日のジョー』の中にも、

劇中エピソードとして、

似たようなシーンが登場しています。

僕も子供の頃に観てましたが、

それほどな感じはしませんでした・・

しかし、

その世界、その道の『怖さ』というのは、

大人になってから改めて観た方が、

ある意味ズッシリと響いてくるものなんですね・・

とにかく『世界戦』と名が付くと、

予想もしないことが次々と起こるのが、

プロボクシングの世界です。

さて、、試合の熱狂から覚めて、

ふと現実の世界地図を見渡してみると、

何だかボクシングの試合と、

似たようなことが次々と起きているような気が・・

またビジネスの世界でも、

今に始まったことじゃなく、

やはり似たようなことが常に起きている気がします・・

ボクシングの時は観客で済んでましたが、

現実の世界となると、

僕たち自身が、色んな技量を身に付け、

好き嫌いに関わらず、

否応なしに立ち向かわなければなりません。

ということは、

僕たち一人一人だって、

ボクシングの試合に負けず劣らずの、

素晴らしい試合を毎日繰り広げていると・・

そうは思いませんか?

開き直って考えてみると、

何だか達観できそうな気分になるのは、

果たして僕だけでしょうか?(笑)

ぜひ悔いのない毎日を送りたいと思います。

関谷はやと

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