あの○○が、ついに! 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今から6年前、

2010年12月のこと、

それまで『あったらいいなあ・・』とか、
『でも、やっぱり無理があるんじゃ・・?』

といった、
市場の不安がある中で1台の車が発表されました。

それは、今までの車のように、
ガソリンやディーゼル燃料といった、

いわゆる『液体の燃料』を、
一切使わずに走ることができるので、

排気ガスを全く出さない、
本当に夢のような車でした・・

それが『日産リーフ』という電気自動車です。

しかし、

この車が出始めた頃は、

一回の充電で100kmそこそこしか走れないため、

常に電池の残りを気にしながら走るといった、、

まさにドライバーに緊張感を強いる車でした・・

ちなみに、

ガソリン車に例えると、

『常にガス欠を気にしながら走る』ような感じです。

それでも、

日産のこの勇気ある行動、経営判断のおかげで、

日産を含め、世界中の自動車メーカーや、
そして自動車以外のITベンチャー企業など、

さまざまな業種にとって、
『電気自動車』への可能性を探るきっかけとなりました。

それまでの車は、っていうと、

あなたも知っている通り、
『トヨタ プリウス』に代表されるように、

エンジンと電気を組み合わせて走る、
『ハイブリッド・カー』が全盛でした。

それが、ついに、、

この11月の国内新車販売台数で、

電気自動車が、
トヨタプリウスを抑えてトップになったんです!

ただトップを獲ったのは、

日産リーフじゃなく、
前にこのメルマガでも紹介したことがある、

『日産ノート』という車です。

主力グレードの『eパワー』は、
発電専用のガソリンエンジンを搭載した、
れっきとした電気自動車です・・

ということは、
この車についているエンジンは、
車を走らせるためのエンジンじゃなく、

電気自動車のモーターに必要な電気を、
発電するためだけのエンジンなんです。

まさか電気自動車が一番売れるなんて!?

僕も驚きましたが、

この事態に最も驚いているのが、

あのトヨタじゃないかと思います・・

その証拠に、
トヨタは『新世代エンジン』と称して、

車のに合わせたエンジンを、
従来のように専用・個別には開発せず、

『モジュール化』といって、
1種類のエンジンを基準にして、
排気量を変えていくというやり方で、

部品や製造方法を共通化しようとしています。

つまり、

エンジンに特徴がなくなってしまうんです。

これはスポーツカーでも、高級セダンでも、

はたまたコンパクト・カーなど、

外観やスタイル、排気量は違っても、
『エンジンの中味は一緒』ということです。

正直なところ、
僕が自動車の構造について勉強を始めた頃には、

まさか、こんなことが起ころうとは・・

思ってもなかったですね・・

スポーツカーには、
アクセルの反応が良い高回転型のエンジン、

セダンには、
低速からでも力強く走るエンジン・・

そのために専用設計されたエンジンとなっていて、

車を買う時の動機にしても、
『あのエンジンが載っているから、この車にした』

という選び方をされる人も多かったです・・

そして、、さらに決定的なことが!

僕が読んでいる自動車業界向けの日刊紙に、

『2050年には、純粋なエンジン車がゼロになる』

という記事が載っていました・・

大げさでも何でもなく、

これが『トヨタによる想定』なんです・・

あのトヨタでさえ、

将来はエンジンがなくなる、
というつもりで手を打っているんですね。

そう考えると、

今の時代って、
ちょうど車にとっては大転換時期なのかと、、

しみじみ感じます・・

関谷はやと

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