AT車の急発進について 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

この最近、連日のように報道されている、

『AT車の急発進による事故』

中には、忌わしい事故もあり、
ニュースを見聞きされた人の中には、

『怖いなあ・・』と感じている人も多いのでは?

特に『高齢者ドライバー』による、

アクセルペダルとブレーキペダルの、
踏み間違いで起こる急発進事故や、

前進とバックギヤの入れ間違いによる事故があります。

ただ、僕が個人的に思うには、

ニュース全体を見ていると、

高齢者ドライバーによる事故ばかりを取り上げて、

何かを狙い撃ちにしている感じを受けてしまいます・・

というのも、

日本でAT車が普及し始めて、
もうかれこれ40年以上経っています。

先ほどのような事故って、

この最近になって、
急に起こり始めた事故じゃなく、

元々これまでにも起こっていた事故です・・

しかも、

AT車の普及率が上昇すると共に、
こういったケースの事故も増えていたはずです。

実際、三栄自動車に入庫してくる車にも、

アクセルとブレーキの踏み間違いとか、

前進とバックギヤの入れ間違いによる事故、

こういった原因による外装修理って、
ずっと以前から入庫していました・・

ですので、
僕は最近のニュース量の多さに、
ちょっとした違和感を覚えてしまうんです・・

それよりも重要なのは、

AT車を造っている自動車メーカーは、
一体どんな対策を打っていたのか?

これが気になりますよね・・

当然ながら自動車メーカーも、
何の対策もやってない訳じゃないんですよ。

例えば、

ブレーキを踏むつもりが、
間違ってアクセルペダルを踏んでしまった!

そのような場合に、車は加速しない、

というシステムが付いた車もあります。

さらに、

前進とバックギヤの入れ間違い、、ですが、

こちらは、
車の前後に設けられた『カメラ』によって、

進行方向に障害物がないかどうかを検知し、

それによって、
車が進んでいいのかを判断するというシステムがあります。

そして、ここまで車が進化すると、

いっそのこと、人が操作するよりも、

『自動運転車の方がいんじゃないの?』

こう思う人だって出てきます・・

このニュースの多さって、
そのための布石かと思ってしまうくらいです・・

さらに、、
ここから現実的な話をすると、

そもそも自動車メーカーは、

車を造って、
それを売ることで利益を得ています。

そして、

より利益を生むための1つの方法として、

今よりコストを下げて造ろうとします。

そして現在は車に限らず、

さまざまな製品にコンピューターが搭載されたことで、

コンピューターそのものの価格が下がってきました・・

そうすると、

アクセルとブレーキの操作だって、

人間のように、
予想を越える動きをする可能性があるものに、
コストをかけて手の込んだ対策するよりも、

自動運転のように、
初めからコンピューターにやってもらおう、、

その方が安全性にもコストにもメリットがある。

そう考えても不思議じゃないですよね・・

自動運転の車って、

いま現在は、まだ未知数な所がありますので、

『自動運転って、ちょっと怖そう・・』

こう思っている人が大多数だと思います。

しかし毎日のように、
ドライバーの運転ミスが原因と思われる、
AT車の事故ばかり報道されていたら、、

『自動運転車』への恐怖心も薄れてきて、
逆に期待をしたくなってくると思いませんか?

もしかしたら、

これからの車は、
そういった方向へ進もうとしているのかも知れません・・

でも、
それはそれで、

今まで車に乗ることを諦めていた人たちが、

再び車に乗ることが出来るきっかけにもなります。

いずれにしても、

安全で便利な乗り物として、

そして楽しい乗り物として、
車が進化していって欲しいですね。

関谷はやと

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