バッグは前に 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

昨日このメルマガでもお話しした、

近隣の中学校からの
『職場体験学習』受け入れも、
事故やトラブルもなく無事に終了しました。

それにしても、

いまどきの中学生って、
とても素直で好感が持てますよ!

こちらが指導することを、

本人たちが納得するように説いてあげさえすれば、

「はいっ!分かりました」と、

元気の良い声で返事してくれます・・

僕が肌で感じる分には、
日本の未来って明るいと思います。

それと比べる訳じゃありませんけど、、

最近話題になっているのが、

『すぐキレる老人・・』です。

よく耳にするのが、

電車やバスなど、
公共の乗り物に乗車中のトラブル・・

ホームで駅員に詰め寄る人・・

順番待ちの列に割り込むなど・・

もしかしたら実際に、

あなた自身が見たり、
遭遇したことがあるかも知れません。

特に、混雑した電車内で、

バッグを肩にかけ、
後ろにしたまま乗車したり、

リュックを背負ったまま乗車したりと、

それを指摘された途端、
車内で大声を出したりして、

『キレる老人』が多くなったらしいです・・

このように、
他の乗客に対する『マナー』うんぬんの部分です。

確かに、立ち席で

手荷物を後ろにしたまま乗車されると、

一緒に乗っている人にとっては、

『邪魔』になりますよね・・

おまけに、

本当に混雑した時なんかは、

『もっと詰められるのに・・』ってなります。

こういった部分って、
若い世代の人たちの方が、

特に気にして乗車している気がします。

この現実に対して、

テレビやニュースなどに登場する、
通称『コメンテーター』みたいな人たちって、

揃えて口にするのが、

『以前はこうじゃなかった・・』です。

こんな無責任なコメントを聞くと、

『じゃあ以前はどうだったんですか?』って、
問い返したくなりませんか?

ちなみに今の日本の人口構成を見ると、

65歳以上の方が4人に1人です・・

この世代の方が明らかに増えているんですから、

目立って当たり前です!

しかも、

今の若い世代の人たちように、

生まれた時から、
すでに発達した公共交通機関で育っているのと、

65歳以上の方が子供の頃とは、
事情が違うんです・・

ですので、この方たちに、
『現在のマナーはこうです』って言ったところで、

何だか、、
押し付けられているような気がして、

素直に受け入れにくいはずです。

さらに、、
こういった風潮がエスカレートすると、

もし自分が当事者だとしたら、、
『疎外感』を感じてしまいますよね・・

なので余計に、こういったことに、
過敏になってしまうんじゃないかと思います。

では、
どうすればいいでしょうか?

今回は電車内で、
手荷物を前に抱えて乗車してもらう、

その方法を考えてみます。

さっきも言いましたが、

多くの若い世代の人たちは、

生まれた時から混雑した電車内、
といった環境で育っているので、、

手荷物を後方にして乗車すると、

『後ろにいる人の邪魔になる』
という指摘は理解しやすいと思います・・

実際に駅のホームにある案内板でも、

車内の立ち席のような場面で、
後ろに立っている人にリュックが当たって、

当たった人が仰け反りながら、
目がバツ印になっているようなイラスト、

見たことあるような気がします・・

おまけに、

『バッグは前にっ!』みたいに、
シンプルなコメントだけです・・

しかしっ!

僕も含めてですけど、、

背負っていたリュックを、
わざわざ持ち替えて前に抱えるという行為は、

誰かに教わった訳でもなく、

周囲の人を見て真似たり、
さっきの案内板を見たり、

あるいは、
周囲の人からの冷ややかな視線に対して、、

「えっ・・何で!?」を経て、、

やっと「あっ・・そうか!!」にたどり着くんです。

ちなみに、この、
『あっ・・そうか!!』には、

人によって気づきのポイントが違うんで、

それに気づかない人にとっては、

『別にええやん・・』とか、

『何でわざわざ自分が・・』で終わってしまって、

『あっ・・そうか!!』にまでたどり着きません・・

こうなると周囲から、

いわゆる『空気が読めない・・』とか、

『自分さえ良ければいいのか』って、

思われてしまうんですね・・

これはこれで気の毒だと思います・・

なので、

こういった人たちにも、
バッグを前に抱えて乗車することが、

『メリット』だと感じられるように、
仕向けることが大切です。

それには、
65歳以上の世代の最大の関心事になっている、

『詐欺被害』や『盗難被害』の話題で注意を引きます・・

案内板もひと工夫して、

バッグやリュックを背負っている場面で、
後ろに立った『悪者』が、

例えばリュックを物色していたり、

あるいは、
悪意を持ってリュックに『仕込み』を、

しようとしているような場面のイラストで、

『狙われています!バッグは前にっ!』

これだと効果が出そうです。

でも、もしかしたら、
『電車のイメージが・・』という理由で、

電車を運営している企業の方が、

嫌がるかも知れませんね・・

でも、海外に行く人向けの案内だと、
たいていこっち方ですよね。

ですので、

乗客に対して、
暗に空気を読ませるような案内よりも、

バックを前に抱える『メリット』を

ハッキリと伝えてあげる方が、
かえって親切だと思います・・

そう考えると、
このような問題の本質って、

マナー以前の『世代間のコミュニケーション』

にあるような気がするんですけど・・

関谷はやと

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