安全率 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

お盆休みを故郷で過ごしたり、
夏休の連休で旅行など・・
多くの人が大移動するため、

この時期は、
どの交通機関でも『ラッシュ』となります。

僕も、松山市内の高校を卒業して、
すぐ愛媛県外に移り住んだので、

『帰省ラッシュ』『Uターンラッシュ』
というのは何度か経験しました。

その頃の四国って、

今のような本州とをつなぐ橋も無く、
移動の際は、船か飛行機です。

まさに『島国の中の島国』と呼ばれていた時代でした。

当時まだ車を持っていなかった僕が、

主に利用していたのは、

松山〜大阪間のフェリーです。

しかし、
飛行機で移動する人以外は、
このフェリーに乗船するんで、

今では考えられないほどの大混雑でした。

普段は、
人がほとんどいないフェリーターミナルも、

この時期ばかりは、
本当に身動きが取れないほどの状態で、
乗船券を手に入れるだけでも一苦労です。

ちなみに、
フェリーに乗るのは大抵夜だったんですけど、
フェリーターミナルは夏場の気温と人の熱気で、
頭がクラクラしそうになったことを憶えています。

そして、
なんとかフェリーに乗船できたとしても、

今度は、居場所の確保が大変だったんです。
フェリー自体も1万トン級の大型フェリーでしたが、

この時期は、
想定以上の乗船客数です。

おまけに、
乗船時間が8時間近くかかるので、
夜は客室が就寝モードになります。

なので客室は、
シートだけの部屋は少なくて、

だだっ広い床の間の部屋がほとんどです。

そこで就寝可能にするためには、
一人につき畳約一畳分のスペースが必要となります。

そこで、
客室にたどり着ければまだラッキーな方で、

今では考えられませんが、
通路や、シートとシートの間、

空間さえあれば、
みんなどこにでも陣取っていました。

そうなってくると今度は、
トイレに行きたくても簡単には行けません・・

人が通路で横になっている間を、
縫うようにして動かなくてはならず、

『帰省』や『Uターン』というのは、
本当に大変なイベントでした。

しかし、あの頃の乗船率って、
いったい何百%だったんでしょうね・・

実感だと、
300%以上はあったんじゃないかと思っています。

ところで、
この大型連休の時期には、

色んな所で、乗車率○○%とか、
入場者数が定員よりも○○%多い、というように、

キャパシティ以上の混雑状況が見られます。

これが、
僕が乗っていたフェリーのように、
人が少々多く乗ったところで、

重量的に影響がない乗り物ならいいんですけど、

車のように、
ブレーキの付いた乗り物の場合は、
そういう訳にはいきません。

ちなみに、、

車のブレーキ能力って、
車単体の重量の50%程度に設定されています。

つまり、
車の重量が重くなれば、
安全率が下がり、

それだけブレーキが効きにくくなって、
危険度が増します。

帰省や旅行で、
乗車定員いっぱい!おまけに荷物も満載!

こんな状態の車がたくさん走っています。

想像すると、ちょっと怖いですね・・

もしあなたの車が、
これと同じ状態だったとしたら、、不安ですね・・

でも大丈夫です!

そんな中でも、
安全に走るための方法をお教えします。

まず、
スピードを出しすぎない。

車間距離を長めにとる。

そして、
ブレーキがいつもより効きにくいことを知っておく。

つまり、人や荷物で車が重くなるため、

いつもより、車が止まるまでの距離が長くなる、
ということを意識して運転するんです。

初めから知っていれば、
安心して車に乗ることができますよね。

この時期、特にお気を付け下さい。

関谷はやと

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