目立つ口元 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

縁だけが光るヘッドランプ

自動車用のライト類にも、
LED製のものが販売されるようになりました。

従来型のヘッドランプのように、
白っぽい光を出すためには、

RGBと呼ばれる、

光の3原色が必要でした。

Rはレッドの赤、

Gはグリーンの緑、

そして、Bはブルーの青です。

この3つの原色を組み合わせて、
様々な発色をさせる技術の中で、

今まで青色だけが存在してなかったんですね。

それが、
青色発光ダイオード(LED)が発明されたおかげで、

その利用範囲が一気に広がり、
現在のように車のヘッドランプにまで、
採用されるようになりました。

技術の進化スピードってすごいですね。

今までのLEDヘッドランプの電球は、
バルブ式と呼ばれる、一体型のもので、

従来の車と同じデザインのヘッドランプでした。

それが、
発光の効率が良くなったことで、
一体型にする必要がなくなり、

そのおかげで、
車のデザインに自由度が増して、

いろんな形のヘッドランプが見られるようになりました。

縁取り型に発光するヘッドランプもその一つです。

ところで、
ヘッドランプの役目って、

大きく分けて二つあります。

一つは、
車を運転する人のために周囲を照らし、
明るくすることで安全性を保つことです。

もう一つは、

ヘッドランプを点灯することで、
周囲に車(自分)の存在を知らせることです。

遠くから車のヘッドランプを見たとき、

従来のように一点から照らされるよりも、

縁取り型で照らされる方が、
大きな面積で光って見えるため、

より遠くからでも車の存在が分かるそうです。

逆に言えば、
より遠くが見通せるので、
安全性が増すということにもなりますね。

縁取り型のヘッドランプを見ていたら、
「そういえば、、これは何かに似てるな・・」

このメルマガを書いているとき、
ふとそんなことを思い出しました。

それが、、

以前このメルマガで、あなたにお話した、

僕の弟がスズメのヒナの里親になった話です、、

憶えてくれていますか?

僕はあのとき、
ヒナが餌をせがむ姿がかわいかったので、
記録しておこうと写真を撮っていました。

フラッシュを点けると、
ヒナがびっくりすると思ったので、

少し暗かったんですが、
そのままの明るさでカメラに収めました。

でも4羽のヒナは、
ず〜っとくっついたままなので、

1羽ごとの境目が分かりませんでした。

しかし、
いま改めて、その写真を見てみると、

ありましたよ!!

真っ暗な中でも、
ヒナの口元だけは黄色くなっていたんです。

しかも、
くちばしの輪郭に沿って、
黄色い口紅をしたような感じでです。

縁取り型のヘッドランプにそっくりです。

これなら真っ暗な中でも目立つので、
餌やりの時に親スズメは迷わなくて済みます。

自然界っていうのは、本当にすごいですね。

僕たちの技術よりも、
はるか先を行ってるような気がしました。

こんなふうに、
車に搭載される色んな新技術も、

元は自然界から発想を得たものが

実はけっこうあったんですね。

関谷はやと

***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車整備工場)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  https://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

http://abaql.biz/brd/55/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

愛媛・松山のレンタカー・車検整備・板金・塗装なら
三栄自動車!
TEL:089-972-1082 受付時間 9:00-19:00
(祝祭日は9:00-17:00/但しサービス工場は休業)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です