ヒルクライム 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

以前、このメルマガでお話した、

自動車レース『ル・マン24時間耐久レース』、

1台の車を3名のドライバーが交替で運転し、
24時間走り通すという過酷なレースでしたね。

今回は『ヒルクライム』というレースについて話します。

ヒルクライムという名前は、
ヒル(丘)とクライム(登る)から来ています。

レースのスタイルとして、

1台ごとの車が、
高低差のあるコースを一気に走り切って、
そのタイムを競うスタイルです。

一気に走りますので、
走行時間は、せいぜい数分から数十分となります。

またル・マンやF1レースのように、
レース専用の車で長時間走る訳じゃないので、

費用の面からも、
参加しやすいレースとなっていました。

その上レース自体が、

昔よくいた『走り屋』の人たちが、
『あそこの峠を攻める』ような感覚なのと、

観客にとっては、ダイナミックな走りが、
目前で観られるということもあって、

レースを観てても分かりやすかったため、
しだいに『ヒルクライム』の人気が高まってきました。

これまでの『ヒルクライム』は、

日本の小さなレースチームが出場しても、

ドライバーの力量と、車の仕上がりいかんでは、
電気自動車の部門で優勝できたりしていました。

資金力だけでレースに臨む、
という感じじゃなかったんですね・・

ところが、
この最近では多くの自動車メーカーが、

レース出場への費用対効果が、
大きいと判断したためでしょうか、

市販車の宣伝を兼ねて『ヒルクライム』に、
出場するケースが増えてきました。

それも、

マクラーレン、
ロールス・ロイス、
アストン・マーチン(いずれも英国)

ブガッティ(フランス)

高級車メーカーが勢揃いです・・

こうなると、
先ほどの小さなレースチームも

今までのようには勝たせてもらえなくなります。

自動車メーカーは、

車の性能を上げるためには、
費用に糸目をつけません・・

優れたドライバーがいれば、
高額報酬で雇い入れます・・

このように、

ある市場が、人々から注目され始めると、

やはり資金力を持つところが、
有利になってきますね・・

でも、こればかりは仕方がありません。

小さなレースチームが勝とうとするなら、

さらに先進的な技術で対抗するか、
もっと速く走れるように、ドライバーを訓練したり、

あるいは、

他のチームと提携するなど、
対抗策を講じねばなりません。

レースに勝つためには、あらゆる手を尽くす・・

こういった状況って、
ビジネスにそっくりですね。

しかし、このやり方って、

レース結果に焦点を当てすぎていて、

何かルールが変更になったり、

資金が投入できない事情が発生したりすれば、

たちどころに競争力が落ちてしまいます。

これも、ビジネスと同様ですね・・

じゃあ、どうすれば良いでしょうか?

やはり大切になってくるのが、
変化に対応できるための、
基礎技術やプロセスだと思います。

三栄自動車ように、
車のメンテナンスが、
ビジネスの柱になっているところも同じです。

たとえば、
最新の電気自動車の仕組みといっても、

元をたどっていけば、

僕が子供のころに作っていた、
乾電池とモーターで動く模型の車が、

複雑かつ実用的になったようなものですよ。

電気の特性を知っていれば、
かなり応用範囲が広がります。

ま、これは少々荒っぽいですが、
電気自動車の基礎には違いありません・・(笑)

そしてプロセスです。
これは、より多く経験するしかないので、

積極的に車に触れる機会を作っています。

そうやっていくうちに、

電気自動車にはどんなメンテナンスが最適か?と、

それに対する考えが浮かんでくるんです。

関谷はやと

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