乗せません、乗せなさい 

From:関谷はやと

東京新橋のホテルにて。

昨日から東京へ出張に来てます。

宿は、僕たち勤め人の聖地、新橋界隈です。
何が聖地って、、?

とにかくサラリーマン、ビジネスマンが多いんです。
東京に本社を置く企業もこの場所に多いです。

高層ビルばかりなんで、
キョロキョロと上ばかり見てたら、
首が痛くなりましたよ(笑)

昨日は、全国から来た、
さまざまな企業を経営している方々と、
人材育成についての勉強会がありました。

会社の規模の大きさは違っても、
同じ目的を持っていると、
初めてお会いする方々ばかりなんですけど、

その後の懇親の席でも話が盛り上がりますね。

そういう面では、
本当に人間って、不思議な動物ですね・・

そして、
懇親の席もひと通り終わって、

話し足りない僕たちは、
さあ二次会に行こう、という流れに・・

でも、

東京の地理って、
道路や線路が入り乱れているんで、

僕のように、
初めて訪れるような者にとっては、

道路向かいの建物に行こうとしても、
夜なんかは特に、
横断歩道すら見つけるのに一苦労です・・

というわけで、
歩道でタクシーに乗せてもらおうと、
僕は手を挙げていたんですけど・・

完全にスルーされてしまいました・・

本当に何台も停めようとしたんですよ!!

それなのに、、
タクシーの運転手さん!!

なんで停まってくれないんですか!!??

まさか、僕が、
道路を横切ろうとして手を挙げていたんやろ、、

なんて、、

そんな言い訳は通用しませんよっ!

分かりますか!?
この何ともいえないアウェイ感・・

というより、これは

「田舎者は、おとといおいで」
みたいな敗北感ですよ。。

そんな調子で、
タクシーを捕まえられないでいると、、
地元(東京)から来ていた人が、

「こうやるんですよ!」といって、

持っていたスマートフォンを起動して、
画面を道路に向けてかざしました。

すると、、
その光に吸い寄せられるようにして、
スッとタクシーがやって来たんです。。

「夜は、こっちの側が目立たないと、
運転手さんにも分からないんですよ!」

さっきも話しましたが、
東京って、人も車も多いので、

タクシーの運転手さんも、
マイペースで乗客ばかり探していたら、

事故に巻き込まれる可能性が高いんですね・・

なるほど、、

相手目線で物事を考えるとは、
こういうことか!

勉強になりましたよ(笑)

という事で、タクシーにも乗れて、
無事に二次会も終わりました。

そして、

地元組の方は電車で帰宅、
僕たち地方組は、それぞれの宿舎へ帰ることに。

さっきの苦い経験があるんで、
僕たちは、
確実にタクシーが停まる交差点で乗ることにしました。

ちょっとは学習したでしょ?

「あの〜、○○ホテルまで行きたいんですけど?」

運転手さん
「あ〜、そこ行くなら、
あっちの交差点で拾った方がいいよ」

そう聞いた僕たちは、
「いや〜、都会のタクシーは親切ですね〜」

などと話しながら、

運転手さんに言われた通りの交差点で、

再びタクシーの運転手さんに、

「○○ホテルまで行きたいんですけど?」

すると今度の運転手さんも、

「あ〜、そこ行くなら、
あっちの交差点で拾った方がいいよ」

ん〜????
「おかしいですよね〜」
そう言いながら僕たちは、

自分たちの目的地が、
そこから、ほぼワンメーターの場所を、
告げていたことに気づきました。

結局、うまい具合に乗車拒否されていただけなんですね〜

う〜ん・・

都会が嫌いにならないように、

このアウェイ感、
今回の出張のうちにどうにか解消したいです。。

関谷はやと

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