攻守交代してみたら・・
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
ゆうべの話、
『三栄自動車のオイルキープ』で使っている、
エンジンオイルのメーカーと、
自動車整備業者さんとの会合がありました。
同じ『車のメンテナンス』という、
仕事をやっていることもあり、
会合の後の懇親会では、
ついつい話が盛り上がってしまい、、
そのため、
僕が乗ろうとした帰り便のバスや電車は、
もうとっくに終わってしまってて、
近距離ですが、
仕方なくタクシーを使うことにしました。
駅前のタクシー乗り場に着くと、
電車の到着が近いのか、
結構な台数のタクシーが客待ちをしていました。
運転手さんに合図をして、
タクシーに乗せてもらい、
『○○までお願いします。』と、、
僕の自宅方面を告げました。
すると、、
運転手さんは、
『・・・』←僕には聞こえませんでした。
僕は、運転手さんの反応に対して、、
「えっ!?何か気に障ること言ったっけ・・?」
と思ってしまいましたが、、
それでもタクシーは、
何事もなかったかのように出発しました。
時は30年近くさかのぼって、
昭和の時代、
タクシーや僕たちのように、
車のメンテナンスをやっている人たちって、
『自分はプロの運転手だ!』とか、
『自分はプロのメカニックだ!』という意識で、
仕事に向き合っている風潮でした。
こういったプロ意識自体は間違ってないんですけど、、
でもそれは、、
お客さまから求められている、
『サービス業』としてのプロ意識じゃなく、
あくまでも、自分の技量・技術レベルだけで、
タクシーなら、
(お客様と会話などしなくても)
『人を運べばいいんだ』とか、
メカニックなら、
(お客様と会話できなくても)
『車を直せりゃいいんだ』という、
およそ今では考えられない、
ある意味『即クレーム発生レベル』の意識で、
お客様に対応してる人が多かったです・・
でもこれは、
運転手さん、メカニックという個人の問題じゃなく、
タクシーや自動車整備という業種全体の問題ですよね。
タクシーを『運輸業』、
自動車整備を『整備業』という風に、
この場合は自動車ですが、
目の前の対象にしか関心を持たないのか、
それとも、
自分たちの仕事をサービス業ととらえて、
タクシーなら『乗客』、
自動車整備なら『オーナー』に
関心を寄せるのかという意識の問題だと思います。
『こんな運転手さん、今時珍しいな〜』
ゆうべ、無言の運転手さんに遭遇して、
久しぶりに、
そんなことを思い出しました。
さっきも話しましたが、
30年ほど前なら、業界全体がこんな感じでしたので、
それでも仕事ができていました。
もちろん、
今はこんなのダメですよっ!!
そこで、
タクシーならお笑い芸人のような、
『人を楽しませるのが上手な運転手さん』
メカニックも同様で、
『車のことを気軽に相談できるメカニック』
こんなふうに、
昔と正反対の人材なら、
お客様にも受け入れてもらい易いと思いますが、
あなたはどう思いますか?
ところで、
あなたがいつも読んでくれている、
こういったメルマガのような、
情報・コンテンツの業種だと、
以前なら小難しいコンピュータ言語を駆使して、
なおかつ『立て板に水』のように、
スマートなプレゼンのできる人たちが、
もてはやされていました。
しかし、
これだけパソコンが普及し、
日常生活の道具レベルまでになると、
そういった人たちが、
『うさん臭く』思えてくるようになりました。
もちろん、
運転手さんやメカニックのように、
確かな技量・技術は必要ですよ。
それよりも、
自分の専門領域を、
一般の人たちに向けて分かりやすく、
しかも自分自身の言葉を使って伝える、
というような人たちが、
受け入れられようとしています。
時代の変化とともに、
その業種で求められる人物像も、
正反対に向くほど変化しています。
関谷はやと
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