スペアタイヤは不要!?
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
お客様と新車の商談をしていると、
ときに車のトラブルネタで盛り上がる事もあります。
その内容はもちろん、
自分のミスや認識不足が原因で、
大事には至らなかったものの、
思い出深い話題に限定されますが・・
その中でも、経験することの多いトラブルは、
『キーの閉じ込め』
『バッテリー上がり』
『タイヤのパンク』がベスト3でしょうね。
何かJAFデータのように、
なってしまいましたが、事実です。
そんな話をしていると、
お客様から、
「そう言えばこの最近、
パンクしてスペアタイヤと交換する、
なんてことを、しなくなったなあ・・」
という話題が出てきました。
たしかに、
ほとんどの道路が舗装されたおかげで、
よほどの拾い物でもしない限り、
まずタイヤがパンクすることがありません。
なので、スペアタイヤと交換することが
なくなったんですね。
それに最近の新車には、
スペアタイヤ自体装着していない車が多いです。
もしスペアタイヤを装着するにしても、
車両価格から、さらに追加費用がかかるので、
その必要性から考えると、
『スペアタイヤは不要』
と判断されるんでしょうね・・
ただ、
以前三栄自動車から発行された冊子、
『タイヤ交換前に知っておきたい
5つのポイント』
の中で、あなたに話したことがありますが、
『タイヤの側面は接地面に比べて衝撃に弱い』
というタイヤの性質から考えると、
『まったく不要』ではないんですよ。
冊子の中でも話していますが、
僕自身、事故を避けようとして、
車輪を縁石にぶつけてしまい、
タイヤの側面を破裂させてしまいました。
でもその時は、
スペアタイヤを装着していたおかげで、
何とかその場を切り抜けることができました。
こうやって見ると、
スペアタイヤって、
『保険』みたいなとらえ方になるでしょうか・・
保険といえば、
スペアタイヤ以外にもう一つ、
パンクしてもそのまま走ることができるタイヤ、
『ランフラットタイヤ』というものが、
欧米で開発されました。
もしパンクしても、
タイヤがペッタンコになることがないように、
タイヤの側面が補強されていて、
普通のタイヤと比べると、
ものすごく硬い側面になっています。
僕が最初に、
この『ランフラットタイヤ』の存在を知った時、
「さすが欧米人って、
合理的というか面倒くさがり屋なあ」
と思ったものです。
しかしそこには、
スペアタイヤが『保険』にならない事情があったんです・・
こんな事例があります。
海外だと、
僕が経験したようにタイヤが破裂したとき、
それを路上で、
スペアタイヤと交換すること自体危険なのだとか・・
どうしてかというと、
タイヤ交換作業中に強盗に遭うんだそうです。
なんという物騒な話・・
というわけで、欧米で売られている車は、
ランフラットタイヤの装着率が増えてきています。
でも日本だと・・!?
『スペアタイヤ不要』
までで納まっているんですから、
本当に平和な国なんです、ありがたいですね。
関谷はやと
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