自動運転レベル５、いよいよ　

From：関谷はやと

いつもあなたに読んでもらっている
このメルマガでも自動運転車の話題を
度々取り上げていますが・・

つい先日、車業界向けの日刊紙に、
自動運転車の定義では最高レベルとなる
『レベル５』の実証実験が、いよいよ
日本で行われるという記事がありました。

といっても今から５年後の
２０２７年に実施する計画なので、
まだまだ先の話ですが・・それでも
自動車ビジネスに携わっている僕としては
『この時を待ってたよ』みたいな感覚です（笑）

ちなみに自動運転レベルについては、
車両動作の制御や監視できる範囲によって
１から５までの段階に分けられていて、

レベル１と２は、
あくまでドライバーが主体となります。
レベル３以降は車側のシステムが主体となり、
高速道路や特定の地域といった、
自動運転可能な環境や条件によって
レベル４、レベル５とレベルアップしていきます。

そして最高レベルのレベル５というのは、
完全自動運転とも呼ばれていて、

車に搭載したシステムと
周囲からの通信制御システムとの連携によって、
運転手（ドライバー）を必要とせずに
車で走ることができる状態です。

ところで、いま世界の中で
自動車産業に力を入れている国では、
どこも自動運転車の開発や実験をやっていて、

特にアメリカや中国では地域限定ながら、
一般道での自動運転や自動運転タクシーが、
他の車に混じって走っています。

前にこのメルマガでもお話ししたテスラも、
ＥＶと自動運転は
両方とも電気とコンピューターで
制御できるのでエンジン車よりも相性が良い。
そう言って、積極的に自社のＥＶに
自動運転技術を搭載していますし、
何より特徴的なのが、

Ｗｉ−Ｆｉのような通信媒体を使って、
ＥＶに搭載しているコンピューターを
アップデートすることで自動運転の稼働領域を
どんどんと広げていることです。

とはいえ、、最初にお話しした
自動運転レベルの定義でいくと、
ドライバーによる車両の監視が主体となる
『レベル２』の段階なんですよ。
（一説では限りなくレベル３に近い機能、
と言われています・・）

そうした背景から日本を見てみると、
自動運転の研究や技術については
間違いなく最先端レベルなんですけど、

こと実用化となると国民性なのか、
かなり慎重に進めていた事もあって、
『遅れているんじゃないか！？』
とも言われてたんですね・・

でも世間に向けて一度発表したことは、
かなりの精度で進めていくのもまた、
日本の特徴なので、
おそらく世界初の自動運転レベル５は、
日本からスタートするんじゃないかと、
期待しています。

関谷はやと

 
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