ピックアップトラック 

From:関谷はやと


車業界向け日刊紙のトップページに、
三菱自動車が、
折からのアウトドアブーム需要を取り込むため、

東南アジアの自社工場で生産している
ピックアップトラック『トライトン』を
来年度内に日本市場に再投入する、
という記事が載っていました。

ちなみに、
ピックアップトラックというのは、
SUVの後部座席部分が、
トラックのような荷台になっている車で、
その使い勝手の良さから
特にアメリカでは人気がある車種です。

まあ日本でいうところの
『軽トラック』みたいな感覚ですかね。

また三菱といえば、
今から30年ほど前に、
全面改良したSUV
『パジェロ』の大ヒットによって、
SUVブームを代表する自動車メーカー
というブランドを手に入れました。

そこから
『2匹目のドジョウ』を狙ったのか・・

この勢いにあやかろうとした三菱は、
パジェロに続いてピックアップトラック
『トライトン』を投入したんですけど・・

ところが実際には、
SUVに乗っているユーザーの全てが、
アウトドア目的で使っていた訳じゃなく、
大半のユーザーはブームやファッションの
アイテムとしてSUVに乗っていたんですね。

そのため、
一部のユーザーには受け入れられたものの、
本格的過ぎる形状のピックアップトラックは、
2006年から5年間の販売期間で、
約2千台と期待したほど売れませんでした。

なので今回は、もしかすると、
三菱にとって『3度目の正直だ!』
そう思っているのかも知れませんが・・

ただ、いくらアウトドアブームだとはいえ、
特殊な形状をしたピックアップトラックが、
月に何千台も売れるとは思えません。

しかも経営的な数字で見ても、、
1台400万円として年間500台売れれば
たしかに20億円の売り上げにはなりますが、

でも三菱ほどの企業規模なら、
すでに月間平均2千台以上の受注実績がある
軽乗用タイプのEVに力を入れた方が、
収益性も良いし将来性もあるのに・・

それでも三菱が
ピックアップトラックを再投入するのは、
販売台数や売上額を増やすよりも、
実はもっと別の理由があるんじゃないか!?

すると考えられるのは、
三菱自動車を含む三菱のグループ企業って
世界的な総合商社も抱えているので、

例えば日本から東南アジアに向けて、
何かを輸出した場合に、その物品の代金として
ピックアップトラックを輸入することで、
売りと買いの帳尻を合わせるといった、
そんな役割があるなら話は分かりますが・・

ピックアップトラック謎の再投入ですね〜

関谷はやと

 
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