デジタルとアナログについて
今朝になって、
『トヨタが国内の全工場を稼働停止!』
という衝撃的な見出しのニュースが入りました。
その理由は、
仕入れ先である部品加工メーカーに、
システム障害が発生したとのことで、
一部では、
コンピューターシステムの混乱を狙った
何者かによる『サイバー攻撃かも!?』
なんて言われてますが・・
調査中である今のところは、
まだ原因はハッキリしていないそうです・・
しかし、、
1社にトラブルが起こっただけで、
国内の全工場で生産できなくなるとは・・
まあ、世界に生産拠点を持っている
トヨタほどの企業なので、
大抵の場合は部品を仕入れるにしても、
たとえ1社に何かのトラブルが起きても、
全体に影響が及ばないような体制が、
できているはずなので・・
にもかかわらず、
全工場を停止せざるを得ない事態に
なってしまったということは、
よほど、この仕入れ先がトヨタと、
広く深く関わっていたんだと思います。
しかも今回のシステム障害が、
もし本当にサイバー攻撃だったとしたら、
ピンポイントで狙われていたことになるので、
そう考えると、
インターネットのおかげで、
国内の生産工場を瞬時にムダなく正確に
コントロール出来るようになったものの、
その中核であるシステムに、
ひとたびトラブルが起きてしまうと、
今回のように、すべての工場を
ストップさせなければいけない場合もある、
というリスクが現実のものとなりました。
ちなみに、、
今から35年前、僕がトヨタにいた頃は、
工場の生産システムにも
コンピューターが導入されていましたが、、
あくまで生産ライン全体の様子を把握して、
計画通りに車が作れているか?
を知るためのシステムが主流だったので、
個別の生産については、
超アナログな手法が使われていました。
例えば部品を調達する際には、
すべての部品にトヨタが開発した
『かんばん』と呼ばれる、
部品名と数量、仕入れ先名が記入された
紙製の札が部品と一緒にくっ付いていて、
『かんばん』を流通させることよって、
部品メーカーは部品を作り、
運送業者は荷室のスペースを確保し、
生産工場は部品を途切らせることなく、
車を作り続けることが出来たんですね〜
その代わり『かんばん』が、
生産工場と部品メーカーとを
行き交っている間のロスタイムがあるので、
その分だけ余計に部品を
確保しておかなければなりませんが・・
ただ今回のようなシステム障害でも、
影響を受けにくいという側面はあります。
関谷はやと
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