電動キックスケーター　

From：関谷はやと

インターネットの車関連サイトに、
自転車と原付バイクとの
ちょうど中間的な位置づけの乗り物として、
この最近注目され始めた
『電動キックスケーター』に関する記事がありました。

どんな乗り物なのかというと・・
スケートボードの先端に
ハンドルが立ち上がった形状をした
『キックスケーター（キックボードとも）』に
電動モーターを取り付けることで、

地面を蹴り上げなくても、
手元のアクセル操作だけで走ることが出来る
キックスケーターになっています。

なので、バランスを取るのが難しい
スケートボードやキックスケーターに比べると、
その手軽さゆえに世界中に浸透し始めていて、

『ラストワンマイル・モビリティ』とか
『電動マイクロモビリティ』などと呼ばれ、
電車の駅やバス停などから、
目的地までをつなぐ乗り物として、
新たな生活の足になると想定されています。

ちなみに電動キックスケーターで、
日本の公道を走ろうとした場合、
現状では原付バイクと同じカテゴリーになるため、

ヘッドライトやウィンカー、
ストップランプといった灯火装置や
ホーンなどを装備する必要があり、
さらにドライバー（ライダー）は、
ヘルメットを装着しなければなりません。

ただ、その要件があることで、
本来の目的である『手軽な乗り物』から、
遠ざかっているんじゃないか？
という考え方もあって・・

そこで社会実験として、
あらかじめ決められた使用可能エリアでなら、
ヘルメットの装着無しで運転できるようにして、

実際にどの程度まで利便性が増すのか？
それと同時に安全性への影響は？
という検証が進められているんですよ。

そして実験の結果、
大きな問題が無いと判断されれば、
規制緩和として時速１５ｋｍ以内の
『小型低速車』なるカテゴリーが、
新たに誕生するかも知れないそうです・・

もしそうなると、
（安全上の理由で）歩道は走れませんが、
自転車と同様ヘルメットの装着無しで
（一部規制地域を除きます）
電動キックスケーターに乗ることができます・・

ところが、、
実際に車を運転しているドライバーから、
電動キックスケーターに乗っている人の
後ろ姿を見ても、足元まで確認しないと、
自転車みたいに乗り物だと分からないので、

人が車道を歩いている
（立っている）ようにしか見えず、
これはこれで危険な感じがします・・

果たして電動キックスケーターは、
小型低速車として、車と並んで
道路を走るようになるんでしょうか・・

関谷はやと

 
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