足りない電気はどうする!? 

From:関谷はやと


つい先日、
『バッテリーEV戦略に関する説明会』と称して、
すでに発表済み、未発表のEVモデル16台を
一堂に披露したトヨタはその席上で、
2030年までに30車種のラインナップを
投入するとコメントしたばかりでしたが・・

今度は、
日産、ルノー(フランス)三菱の企業グループが、
今後5年間で3兆円もの開発資金を投資して、
トヨタ同様2030年までに35車種の
ラインナップを投入する計画だと
発表したんですね〜(驚)

ここまで来ればもう、
ラインナップ数の上乗せ合戦
みたいな様相を呈してるなあ、
という印象を受けるんですが・・

ただ日産、ルノー、三菱の方は、
ラインナップ数こそトヨタより多い
35台と発表していますが、

先行して発表したトヨタに比べると
肝心な実車モデルがあまりにも少ないので、
いま一つ実感が沸かないんですよね。

まあ、この辺りは
企業ごとに発表の仕方も異なるので、
徐々に明かされてくるでしょう。

こうして自動車メーカーが、
頑張ってEVのラインナップを
増やしていくのはいいんですけど・・

ところが肝心なバッテリー(電池)は
それだけの数量を調達できるのか?とか、
EVに充電するのに必要な電気、つまり、
そもそもの電力網(インフラ)は、
わずか数年で目途が付くのか?など、

今後急増すると予想されるEVが、
エンジン車と同じか
近いレベルの使い勝手にまで、
本当になるのか?という
新たな課題が起きてくるんですね。

ちなみに、
エンジン車の燃料であるガソリンや
ディーゼル軽油の場合は、
燃料を搭載できるタンクさえあれば良いので、

その部分の構造というか仕組みは、
EVと比べると、
実はものすごくシンプルなんですよね。

一方でEVの場合は、
『電気』が動力源(エンジン車の燃料)なので、
電気自体に重さや大きさは感じさせませんが・・

その電気を蓄えるバッテリーとなると、
エンジン車の燃料タンクとは
比較にならないくらい構造が複雑で、
素材自体もデリケートですし、
おまけに重量もあるんですね。

その上、
電線を用いた電力網が必要なのに、
火力発電のような石油由来の発電方法を、
脱炭素を理由に除いてしまうと、

現状では日常生活用の電力確保すら怪しく、
EVに回す電気は間違いなく不足します。

それでもEVの普及を進めるというなら、
当面の解決策として、
EV化によって余ってくる
石油を利用した火力発電に頼るのも
別に悪くないと思うんですけど・・

関谷はやと

 
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