トヨタがEVを発売していない理由 

From:関谷はやと

 

世界中で人気のあるトヨタのランクルは
エンジン車です。

先日このメルマガで、
イギリスで開催された『COP26』という、
地球温暖化防止に関する会議で、

23の参加国から、2040年までに
ガソリン車の新車販売を打ち切って、
EVをはじめとする
『ZEV(排気ガスを出さない車)』
(ゼロ・エミッションビークルの略)
に切り替える宣言に合意した、
という話題を取り上げました。

ちなみに、日本をはじめ、
アメリカ・中国・ドイツといった、
世界でも主要な自動車生産国は、
この宣言に合意しなかったんですね・・

その理由は、
世界には様々な動力の車が走っている中で、、
いくら何でも今回の宣言は、
あまりにも極端にEV寄りなので、

従来の燃料を使った産業が
確立されている現状を考えると、
現実的じゃないと判断したんでしょうね〜

たしかに、、
トヨタの豊田章男社長も、
目指さなくちゃいけないのは、
あくまで『脱炭素』で、
エンジン車を廃止することじゃない。

と公式の場で発言していますからね。

ただ一方では、
こういった方針のトヨタに対して
中国やヨーロッパ、アメリカと比べて、
『EVの開発が遅れてるんじゃないか!?』

みたいに言われてるのも事実です・・

たしかに、現時点でトヨタは、
エンジンの無い充電式のEVを発売していないので、
そう言われるのも分かりますが・・

でも、それだけで『開発が遅れている』
というのは、
あまりにストレート過ぎると思います。

その証拠に、
以前このメルマガでも紹介した、
『bZ4X』というSUVタイプのEVを
来年中に販売すると発表しているので、

遅れてるのは、発売のタイミングなだけで、
開発が遅れてる訳じゃないんですよね。

さらに、
現在ではトヨタが筆頭株主となっている
『スバル』もトヨタEVの兄弟車として、
『ソルテラ』というモデルを、
つい先日、公開したばかりです。

たぶん来年になって、
先行受注が開始されたら、
現在、他の自動車メーカーから発売されている
EVの販売台数を、あっという間に
追い越してしまうでしょうね・・

仮に、そうなった場合、

それまでエンジン車に乗っていた人たちは、
ガソリンスタンドに行くのを止め、
自分の車庫に充電スタンドを設置したり、

高速道路のサービスエリアや、
大規模施設に設置されている充電スタンドも
足りなくなってしまうと、

電気の供給自体が不足するかも知れません。

そういった影響力があることを、
トヨタ自身も分かっているからこそ、
EVの発売には慎重なんじゃないかと思います。

関谷はやと

 
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