アウディのコンセプトカー第２弾　

From：関谷はやと

先日このメルマガで、
ドイツの高級車メーカー『アウディ』が、
２ドアオープンスポーツＥＶの
コンセプトカー『スカイスフィア』
を発表したというお話をしましたが・・
（ホイールベースが伸縮する車です）

それから間を置かずに今度は、
４ドアＥＶの『グランドスフィア』という、
コンセプトカーを発表しました。

さらに驚きなのが、アウディには、
なんと、もう１台コンセプトカーを
発表する予定があるそうなので、

今回のグランドスフィアが、
第２弾ということになります。

そこで、
この車の特徴を見てみると、
自動運転レベル４を搭載することで
特定の条件下であれば、
ドライバーの関与を必要としない
完全自動運転をしてくれるため、
 

自動運転の際には、
ステアリングとペダル類を格納するという、
離れ業というか、開き直りというか・・

この先の自動運転車の方向性を
示すような作りになっています。

また、僕たちが持っている
ＥＶに対する一般的なイメージは、

満充電にしてからの航続距離が
エンジン車と比べて短く、
またエンジン車に給油する時間に
（約５分）比べると充電時間が長い
（急速充電で３０分〜１時間）と、

まだまだ課題が多いんですよね〜

ところが！この車の場合は、
充電ステーションのタイプにもよりますが、

急速充電なら約１０分ほどで、
航続距離３００ｋｍ以上の
充電量を達成できるうえ、

１回の満充電での航続距離が、
なんと７５０ｋｍ以上も走れるそうです。

ただ一つ気になるのは、、
それだけの走行性能を発揮するために
搭載されたバッテリーの容量が
１２０ｋｗｈと超大容量で、

これがどの程度なのかというと・・
４人暮らしの家庭で消費する電気の
約１週間分に相当する電力なんですね〜

つまり、この車で
７５０ｋｍの距離を一気に走れば、
４人家族が使う１週間分の電気を、
ほんの数時間で使い切ってしまう計算です。

そう考えていくとＥＶって、
言うほど『エコ』じゃないのかも、、
なんて思ってしまいます・・

こうなると
価値観、感覚の問題になりますが、

まあ、このクラスのＥＶともなると、
『エコ』がどうこうというレベルより、

エンジン車で
高級車を作っていた時と同様、

どこまで高級感が出せるか！？
どこまで高機能を盛り込めるか！？

という方向性に振り切って、
車を作っているように感じますし、

見た人に、それを許容させてしまう
『魅力』があるのも確かなんですよね・・。

関谷はやと

 
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