（電動化で）ライバルが変わるかも・・
From：関谷はやと
先日、あるお客さんの車を
修理が終わって納車してた時の会話で、
『ところで電気自動車って、いいの？』
という質問を受けたんですね・・
ちなみに、この方が乗っているのは
『ホンダＮ−ＢＯＸ』という
いま日本で最も売れている軽ワゴン車です。
大抵こういった質問の場合は、
どこがどういいのか？を僕が話す前に、
『いま自分が乗っている車と比べて・・』
という前置きがあることを
考慮した上での答えを期待しています。
なので、相手の方が
普段どんな使い方（乗り方）をしているか？
というのを事前に知っておかなくちゃ
ピント外れの答えになってしまうんですよね。
しかもＥＶ（電気自動車）って、
まだ乗ったことがない人の方が圧倒的に多く、
そのため僕は、
まずＥＶがどんな乗り心地なのか？を
イメージしてもらうため、
誰でも知っている
電車や新幹線に例えて話をしています。
そのほか、
最近はかなり身近な乗り物になった
『電動アシスト付き自転車』なんかも、
充電コンセントを操作するあたりが、
ＥＶとほぼ同じ要領なので、
使い方の話をするときの参考にしています。
ところで、
電動アシスト付き自転車といえば、
発売当初は
『坂道を上る時がより楽に』とか、
『２人乗りの時でもペダル操作が楽』
といったコンセプトだったので、
当初のラインアップも前カゴ付きの、
いわゆる『ママチャリ』と呼ばれる
シティサイクル型の自転車だけでした。
その後、人々の関心が
『健康』や『エコ（環境）』に向き始めると、
様々なタイプの自転車に乗る人が増え、
すると、
それまで『ママチャリ』タイプにしか
設定されていなかった電動アシスト機能が、
『ロードバイク型』『マウンテンバイク型』
『折りたたみ式』などにも展開されるようになり、
その頃から、
『長い距離をより楽に走ることができる』
というメリットが際立つようになりました。
これもＥＶと同様、
バッテリーやモーターの性能が
飛躍的に向上したおかげだと思います。
その結果、今では
コストパフォーマンスに優れ、
なおかつ洗練されたデザインの
電動アシスト付き自転車も
登場するようになりました。
アメリカ サンダース社製（約１６万円）
カッコイイですよね。
しかも、この自転車の場合、
１回あたり２時間の充電で、
１００キロ近くも走ることができるので、
そうなるともう、
自動車メーカー同士によるＥＶ競争が・・
というより、
ＥＶと電動アシスト付き自転車の
どちらの乗り物がユーザーに選ばれ
支持を得られるか・・？
という風に、ライバルとなる対象が、
今までとは変わるのかも知れません。
関谷はやと
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