これでもかっ!?な塗装
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
先日、このメルマガでも話題にしました、
スイスで行われている車の展示会、
『ジュネーブ・モーターショー2017』で、
ついに!、、
とんでもないものを
車のボディーに塗装したメーカーが現われました・・
本物の『ダイヤモンド』を粉末にして塗料と混ぜ、
車のボディーに塗装する、という工程で、
このショーのために1台だけ作られました。
それをやったメーカーが、
『ロールス・ロイス』です・・
元々はイギリスを代表する高級車メーカーでしたが、
その後、同じイギリスの『ローバー』という、
自動車企業グループに組み込まれ、
現在は、ローバーがドイツのBMWに買収されたことから、
『BMWのロールス・ロイス』となっています・・
ちょっとややこしいですが、、
まあ、この辺りは、
ヨーロッパの自動車メーカーを、
国ごとに分けるんじゃなく、
ひとくくりにして見ていって下さい・・
その方が分かりやすいと思います。
で、ダイヤモンドというと、、
『硬い』ですよね・・それも『超』が付く硬さです。
硬い理由は、
ダイヤモンドを構成する透明な物質(炭素)が、
『これでもか』というくらい、
ギュッと詰まっているからです。
なので、
ダイヤモンドに光を通すと、
硬く透明な物質を通り抜けようとする、
光エネルギーが解き放たれて、
あの魅惑的な輝きを放つんですね・・
そんなダイヤモンド塗装を施された、
ロールス・ロイスですが、
こんなのが実際に日中外を走られると、
太陽の光が反射して、
これまた『超』まぶしい車となって、
対向車や後続車にとっては、
『超』迷惑なクルマになりそうです・・(笑)
何だか『超』ばかり付きましたが、
『ダイヤモンドを塗料に混ぜる』
このような傾向って、
車が単なる
『移動の手段』とか『乗り物』という視点から、
『アクセサリー』とか『工芸品』、
『コレクション』のように、
車を『購入する人』、
特に高級車を購入するような、
『富裕層』の車に対する考え方、
『価値観』が変わってきているんだろうな・・
そんな風に感じました。
『機能』としての自動車は、
自動運転車や電気自動車、燃料電池車、、といった、
技術が進化して、かなりなレベルまで到達しました。
『あとはタイヤが無くなるだけ・・』みたいな雰囲気で、
開発が進んでいます。
しかし、さっき話したような、
『見た目』としての自動車は、
例えば日本なら伝統工芸の、
『漆塗り(うるしぬり)』を施すために、
ボディーも植物繊維から作り、
強度も鉄と同等にします、今の技術なら可能です。
何といっても普通の木材だと、
年月の経過とともに腐食してしまいますからね・・
こんな塗装が施された車なら、
『アクセサリー』や『工芸品』としての価値は高まります。
もちろん『雨の日』に走ってはいけませんが・・
そう考えると、
車を買ってもらうために、
まだまだ色んな方法があるな〜と思いますが、
あなたなら、
車のボディーにどんな塗装をしてほしいですか?
関谷はやと
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