真夏の夜の夢のような話・・ 

From:関谷はやと

いきなりですが・・
久々に超がつくほどの
『ビックリ!』な出来事がありました。

ことの経緯は、
今から2ヶ月ほど前に『アマゾン』で、
ある人物が書いた
文庫サイズの本を買ったんですね。

で、合間の時間を使って読んでたため、
ようやく10日ほど前に読み終えて、
また同じ人物の書いた、今度は
別のタイトルの本を読んでみようと、
昨夜アマゾンで検索していたら、

つい2ヶ月ほど前に僕が、
2000円そこそこで買った本も
検索リストに載ってました。

ところが、
その価格を見てビックリ・・

何と50万円!?に
跳ね上がってたんです!(驚)
しかも、もう1冊出品されてて、
そっちの方は102万7920円!!
思わず『マジか・・!?』と、
叫んでしまいましたよ(笑)

ちなみに、その本は、
今から30年近く前に出版された本で、
すでに絶版となってまして・・

裏表紙を見てみると当時の定価が
680円(本体660円)と、
消費税が3%時代の表示・・
(なつかしい!笑)

なので、
僕が2000円で買う時も、
一瞬高いなあ〜とは思いましたが、
それでも『知りたかった情報』を
詳細に教えてくれる内容との評判だったので、
その後は迷わず購入したんです・・

という訳で、この本を
古本屋さんに持って行った方がいいのか?

それとも、注目を集めるためだけの
単なる『釣り(吊り)目的』で出品されてて、
50万円や100万円なんて価値は、
そもそも無いのか・・

深夜1人でブツブツと呟きながら、
とりあえず調べてみることにしました。

すると分かったのが、やはり
古本の価格を意図的に高額にする
『釣り(吊り)目的』のケースと、

たまたま古本市場での需要が
『○○円払払ってでも手に入れたい』
そういう人たちが、
何かのきっかけで急増して、
市場価格が跳ね上がったのかも知れませんし、

あるいは、
これ中古車のオークションでも、
裏で結構行われているんですが、

出品者側自身が
オークションに参加して、
より高額で落札させようと
他の応札者と競り合うことがあるんです。

ただ中古車オークションの場合
1回の入札が、
ゼロ・コンマ何秒かのやり取りを
何回か繰り返して
ようやく金額が決まるシステムなので、

セリの途中で応札者が降りてしまうと、
自分が出品した車を
自分で落札するハメになることも・・

これが
『自己落札』と呼ばれる現象で、
いい悪いは別にして、
中古車オークションに関わってると、
必ず遭遇する現象なんですね〜

ただ、そんなセリに巻き込まれてしまうと、
相場よりも高い車を掴まされてしまうし、

結果お客様に提供する価格も
高くなってしまうんで、

やはり僕たちお店側は、日頃から
中古車相場の値動きを観察して、
相場感覚というのを
身につけておく必要があるんです。

すると、最初にお話しした
古本の場合はどうなんでしょうか?

まあ別に僕は古本ビジネスを
やってる訳じゃないので
しばらく静観しておけば、
大体の様子も分かってくるのかと・・

という訳で、
わずか2000円で買った古本が
50万、100万に!?というお話は、
『真夏の夜の夢のような話』
ということにしておきましょう・・(笑)

関谷はやと

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