軽自動車が増えるまでのパターン
From:関谷はやと
僕の個人的な印象かも知れませんが、
このところ
車業界向けの日刊紙の見出しが、
『軽自動車』をやたらと持ち上げて
書かれてあるんです・・
たしかに、
僕が住んでいる松山に限らず、
近年では全販売車の約半数が
軽自動車になってるんで、
みんなからの関心度合いも違う、
といえば実際にそうなってますし、
また新型車が発表されると、
販売を勢いづかせるために
メーカーからの広告費が出ることもあって
新型車の記事の頻度が高くなるのは、
それでなのかも知れません・・
ところが、、
有名なタレントさんを登場させている
某メーカーの『ekナントカ』という
軽自動車なんて、
ほぼ1日おきくらいのペースで
紙面トップに登場してる勢いなので、
(もちろん車だけの写真と記事ですが)
こりゃあきっと、
タレントさんが所属している事務所からも
広告費が出てるんじゃないだろうか?
そんな気がしています・・(笑)
まあビジネスなんで、
誰がどの広告にいくら使おうが、
別にどうこう言うつもりもないですが、
そう考えると日本という市場で、
特に競争が激しい軽自動車なんて、
車1台を売るにも
結構な額の広告費が要るな〜と・・
その反面、
いわゆる開発途上国と呼ばれてる国々では、
道路が満足に整備されてない地域もあって、
とにかく悪路走行を強いられるため、
人も荷物も載せられる
『ピックアップトラック』
というオフロード車に需要があって、
こちらの方は、
燃費や走行性能、壊れにくさといった
信頼性の高い車であれば、
軽自動車みたいに、
莫大な広告費を掛けなくても、
確実に売れていくパターンなんです。
ちなみに、
今から60年ほど前のトヨタが、
当時開発途上国だった国々へと
販路を広げ始めた頃のエピソードとして、
ランドクルーザー(通称ランクル)
というピックアップトラックを
当時の営業マンは、
砂漠の果てまで売りに行ってたそうです(驚)
まあ営業マンとはいっても、
通貨制度も安定してないような地域で、
例えば車購入代金の代わりに、
『じゃあウチ(自国)で獲れる資源を・・』
みたいな、
商社マンと同じ感覚のビジネスなので、
僕らのような営業マンとは違いますよ!(笑)
そんな調子なので、
販売した車の代金を回収し
現金化するまでが、どれだけ大変だったか・・
というような話を聞いたことがあります。
それでも、
開発途上国に販売しておくことで、
将来、その国が豊かになってくれば、
必ず道路網が整備され、
そうなるとその国も国民も
乗用車を買ってくれるようになる・・
日本という国自身も、
実際にそのパターンを経て
現在に至ってることを考えたら、
道路を走ってる車の2台に1台が
機能性や効率性を極めた軽自動車
になってるという事実は、
もしかすると、
日本のユーザーの車に対する欲求が、
ある所まで行きついた証拠なのかも・・
じゃあ軽自動車の次には、
どんな車が登場するんでしょうか?
興味が尽きませんね〜
関谷はやと
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