物価が上がっていくサイクル 

From:関谷はやと

自動車に限らず世間では、
『脱石油』という
ムードが主流となった感があり、
そのため、
各自動車メーカーの技術開発も
エンジン車から電気自動車へと
その中心が移りつつあります。

そうなった背景は様々ですが、
理由の一つとして挙げられるのが、
エンジン車から排出される
排気ガスじゃないかと・・

というのも排気ガスって、
車から排出されてる状態が
普通に目に見えますよね。

それが電気自動車になると、
当然エンジンが付いてないため、
排気ガスそのものを見ることがありません。

すると、
そのおかげもあって潜在的な意識も
何となくですが、電気自動車の方が
クリーンなイメージへと
つながるんですよね〜

また、
その傾向が世界中に広まっていくに連れ、

エンジン車の方もより排出ガスの少ない
燃費の良い車を出すようになり、

その結果、
エンジン車だけだった時代と比べて、
石油の消費量も大きく減少しました。

まあ、この辺りの事情は、
あちこちにあったガソリンスタンドが
軒並み閉店してるのを見れば、
間違いじゃないことが分かります。

すると、
このおかげで環境問題も
少しは解消されるんだろうな〜などと、
評価したいところなんですけど・・

ところが、
実は石油(ガソリン)の消費量が
ある程度減ってしまったせいで今度は、

身の回りのものすべてが、
『値上がり』してしまってるんですね〜

ちなみに、
一般的な物品なら、
もし売れなくなった場合は
『値下げ』してでも
何とか売ろうとしますよね。

でも生産のためのコストは
それほど変わらない訳で・・

すると、それをまかなうための何か、
例えば今お話しした利益を減らしてでも・・
みたいな対処をするんですけど・・

ところが石油の場合は、
たとえ消費量が減ったとしても、
減ったら減った分、
利益を減らすようなことをせず、
その分を販売価格に上乗せするという、
何とも強気なビジネスなんです!(驚)

なので、
ガソリン1リットル当たりの単価は、
全体の消費量が減ったのに下がるどころか
依然上昇したままなんですね〜

まあ、この辺りは、
経済理論だけじゃ通用しない
様々な事情があるので省きますすが、

おかげで、
車関連の消耗品の中で、
ガソリンやオイルの次に
最も石油を使ってるタイヤが
この夏以降、
数パーセント値上がりするそうです・・

すると、
元々高止まりしてた燃料費に加え、
一番タイヤを使う輸送用トラックの
ランニングコストが上がってくるので、
当然輸送費にも反映されます・・

その結果、
様々な物品の値段が上がっていくという・・
そんなサイクルです。

まあこれも環境問題を解決するための
必要なコストだと思いたいんですけど、

でもキレイごとだけ言ってたんじゃ
やっていけないのが実情なんですよね〜

程度の差こそあれ、
きっと僕と同じように実感してる人も
多いんじゃないかと思いますが、

あなたの身の回りには、
そういう
値段の上がったものはありませんか?

関谷はやと

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