Zシリーズ 

From:関谷はやと

先日のメルマガで、
このほど17年ぶりに復活した
トヨタの2ドアスポーツカー
5代目『スープラ』の発売に合わせて、

現在でも走ってるスープラの旧型モデル
3代目(1986〜1993)と
4代目(1993〜2002)のために
補修用部品を再生産し、

『ヘリテージ・プロジェクト』として、
スープラに限らず
スポーツカーそのものに
関心を持ってもらう取り組みを始めた、
というお話をしました。

そんな中、

インターネットのニュースに、
兵庫県加古川市にある
『東播工業高校』の学生たちが、
バイクの復活(再生)に挑戦する!
という記事が載ってました・・

なんでも、
加古川市の隣の明石市には、
『川崎重工業(以下カワサキ)』という
機械メーカーの工場があるんですが、

実はカワサキといえば、
『Zシリーズ』と呼ばれるブランドで
バイクに関心がある人なら、
一度は聞いたことがある『名車』を
作り続けてる会社なんですね〜

で、そのカワサキから、
アメリカで乗られていたと見られる
『KZ1000 Z1−R』という、
製造開始からすでに
40年以上たった今でも、
世界中のライダーに
乗り継がれている『名車』を
学生たちの教材として
提供されたんだそうです。

ただ、名車とはいっても、
あくまで『教材』なので、
当然ホコリを被ったままの状態で
おまけに、
エンジンを始動させるのはおろか、
所々の部品も欠落した状態のまま・・

しかも、すでに製造中止となって
入手不可能な部品もあるでしょう・・

ちなみにですが、、

プロのメカニックの手によって、
限りなく当時のオリジナル状態に
近づけて再生された『Zシリーズ』なら、
数百万で取引されているという代物。

そんな名車を
実経験のない工業高校生たちが自らの手で、
『見て聞いて、考えて、触れて、直して』
それを繰り返しながら、
復活させていくプロセスって、
何とも贅沢で素晴らしい取り組みだなあと、
僕も応援したくなりましたよ!(笑)

また、この小さな記事の中には、
ホコリを被った『カワサキZ1−R』と
その名車を取り囲んだ学生たちが
1枚の写真に収まっていたんですが、

実は学生たちが着ている
ツナギ服(作業着)の、
色や形がバラバラなんです・・

でもよく見てみると、
地元のバイク・自動車販売店などから
提供されたものだというのが分かって、

こうして様々な会社や地域が地元の学生、
つまり将来メカニックになる人材を
一緒になって育てていこうという姿に、

これまた応援したくなり、
そして地域は違っても同じ業界にいる者として、
早速見習おうと思いましたよ!

そして、
こういう環境で学んだメカニックは、
技術も意識のレベルも、
間違いなく高くなるはずです。

関谷はやと

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