怒ってはいけない
From：関谷はやと
テレビの人気バラエティの１つに、
出演者を様々な『笑わせる場面』に遭遇させて
いかに笑わずにクリアできるかを競う
『笑ってはいけない』という番組があります。
まあ、はた目で見てるだけなら
そんなので笑わんやろって感じなんですけどね、
ところが、
笑わせようと必死になってる相手の方も、
中々手強い存在で、あの手この手を使って、
これでもか！？とやって来るので、
絶対に『笑ってはいけない』と、
真剣に構えてるぶん、
肩透かしを食らったような仕掛けが、
意外とツボにハマって、つい笑ってしまい、
ペナルティーを受けてしまうんですよね〜
でも笑いに限らず、
こういう場面って割と身近にあって、
例えば、
静かにしとかなきゃいけない場面に限って、
喉が渇いてきて、
つい咳き込んでしまったりと・・
僕も身に覚えがありますよ。
これって、
『笑ってはいけない』とか、
『静かにしとかなきゃいけない』のように
『〜してはいけない』と考えることで、
『緊張感』が生まれ、
『もし〜なってしまったらどうしよう・・』と、
ついそればかりを意識し過ぎて、
結局、自分が望む望まないとは、
まったく関係のない形で、
意識してた通りの結果になってしまう・・
それなら逆に、
笑っちゃいけないような場面なのに
『笑おう』とか、
静かにしとかなきゃいけない場面で
『喋ろう、話そう』と意識すりゃいいのか？
というと、事はそう単純な話じゃなく、
これだと、
まず間違いなく失敗するでしょう・・
じゃあ、そうならないためには、
一体どうすればいいんでしょうか？
そこで、さっきチラッとお話しした
『緊張感』というキーワードが、
重要になってくるんですね〜！
ちなみに緊張感の反対の言葉といえば、
もちろん『リラックス』ですよね。
ならば！
自分の内面と向き合って、
リラックスすることを意識すればいいんじゃないか？
そう気付くんですが、、
しかし、リラックスするために、
わざわざ意識するっていうのも
何だか不自然な感じがしますよね〜
でも、最初は不自然な感じがしても、
何度も繰り返しているうちに、
自然にできるようになるんです。
ちなみに僕の場合は、
これを車の運転をする時に使ってて、
ここ最近問題になってる
『あおり運転』とか『キレるドライバー』
といった心理状態にならずに済んでます・・
例えば、、
並走してた車が急に割り込んできたり、
対向車や交差点で横から出てきた車に
目の前をさっと横切られたりしても、
衝突を回避さえできたら、あとは、
『きっと、このドライバーは
トイレを我慢してて急いでるんだよ・・笑』
そう思うようにしたら、
それほど腹を立てる気持ちにもならず、、
安全運転で過ごせています。
かといって、
別にそのドライバーを
馬鹿にしてる訳じゃありませんよ・・
ところが、
あおり運転をしたり、キレたりする
ドライバーの心理状態というのは、
これとは全く違ってて、
相手車のドライバーがどんな人だか考えもせず、
いきなり、
相手が運転してる車種に目が行ってしまうため、
例えば『小さい車のくせに！』とか、
『古い車だから遅いんだ、ノロノロ走るな！』
みたいな感じの、つまり、
自己中心的な意識だけで車を運転してしまって、
結局、どんどん悪い方に意識が傾いて、
あおり運転をしたり、
キレるドライバーになってしまうんだと・・
なので、、
『怒ってはいけない』を意識するために、
誰にとってもリラックスできて、
また無防備になる
『トイレ』と関連付けることで、
例え割り込まれても、目の前を横切られても、
それが無防備な相手だったら、
無理に攻撃しようとは思いませんからね〜
そこで、あなたが車を運転してるとき、
もし相手の運転に怒りを覚えそうになったら、
今回僕がお話しした
『怒ってはいけない』をやってみて下さい（笑）
関谷はやと
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