Ｍａｃ消滅の危機かも！？　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

インターネットニュースで、
こんな感じのタイトルを見て、
久しぶりに『オオッ！』っと、
衝撃を受けました。

それが、アメリカに本部がある、
大手ハンバーガーチェーンの
『マクドナルド』に対して、

ＥＵ知的財産庁という機関が、
ＥＵ（欧州連合）域内での
『ビッグマック』と『マック』を
商標として使っちゃいけない！
という判定を下したんだそうです・・

ちなみに、
この訴えを起こしたのは、
アイルランドにある
ファーストフードチェーン
『スーパーマック』という会社です。

ところで、

このニュースをパッと読んだ限り、
『判定が下った』という結果以外、
それ以上の情報もなく、また、
いきさつも分からないんですが、

僕が一瞬思ったのは、
訴えた側の『スーパーマック』が、
もしマクドナルドと同業の
『ハンバーガー屋さん』だったとしたら・・

マクドナルドという名前が、
あれほど世界中に根付いてる以上、

僕らには聞き慣れない
『スーパーマック』の方が、

もしかしたら、、
マクドナルドの成功にあやかって、

ビッグマックやマックといった、
呼び名がもたらす効果を知りながら、
マクドナルドを訴えた、、

つまり、
後出しジャンケンじゃないのか！？
そう思いかけたんですね・・

ところが、、実際には、
商標を使用したのが、どっちが先か？
といった内容の問題じゃなく、

（欧州内において）マクドナルドが、
『ビッグマック』『マック』という呼び名を、
他のお店が使えないようにするためだけに、
『商標登録をしていた』ことを、

先ほどのＥＵ知的財産庁が、

『先手必勝的な独り占めはアカンやろ！』

と判断して、
ダメ出したみたいなんですね〜

しかし、、僕みたいに、
ただハンバーガーを食べてるだけの
人間にしてみれば、

アップルのコンピューターにだって
『マック』って付いてるし、

なので、
どこが『マック』を名乗っても、
別にええやん・・って感じでした。

ところが、、
これがアメリカの
企業文化っていうんでしょうか？

たとえば、
どちらかのハンバーガーに、
何か問題が起きた時など、
呼び名が一緒だったばかりに、

もう一方の側から、
『ブランドイメージが傷ついた』
などと訴えられる可能性が、
ゼロではありません・・というより、

ネームバリューのある会社ほど、
そういう商標がらみのトラブルを
虎視眈々（こしたんたん）と狙われてる、
という表現の方が合ってるんじゃないかと・・

そう考えると、

他のお店が、
ビッグマック、マックを使えないよう
予防的な意味合いで商標登録をするという、
マクドナルドの行動も、

『行き過ぎだ』とも言えませんよね。

まあ、
この辺りは僕たち消費者が、
冷静に判断できればいいんですけど・・

ところが、
傍（はた）から見ると、
『そんな訳ないやろ〜』みたいな、
明らかに事実から離れた感のある
風評被害が一向に無くならないところを見ると、

人の心理には、
そう簡単にいかない部分があるんでしょうね〜

関谷はやと

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