まさに狙い撃ち！？　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

この３〜４日前あたりから流れ始めた、
あるテレビＣＭを見ていて、
僕はものすごく興味を引かれました・・

それが、
様々な趣味に関するジャンルの
商品や情報が冊子と一緒に、

２週間に１度くらいのペースで発売され、
それを少しずつ買い揃えていくという、
シリーズ化された例のＣＭなんですが、、

僕が子供の頃によく目にしてた車の中で、
けっこう憧れていたモデルが、なぜか
ピンポイントで発売になったんです！

その車というのが、

当時トヨタから発表された
『セリカＬＢ（リフトバック）』という、
後部ガラスとトランク部分が、
一体になってガバッと開くタイプで、

しかも『ダックテール（アヒルのしっぽ）』
と呼ばれるトランクの後端が、
少し跳ね上がったスタイリッシュな車

しかし、このセリカというモデル、
元々は、後部ガラスとトランクが別々の
『クーペスタイル』だったんですよ。

ところが、
それより前にアメリカで発売され、

おそらくセリカが
インスピレーションを受けたと思われる
（まあ、体のいいパクリなんですけどね・・笑）

『フォード・ムスタング』から
『マッハ１（ワン）』という
リフトバックスタイルのモデルが登場すると、

すかさずセリカも
『リフトバック』を登場させ、
さらにセリカの人気が高まりました。

（マスタングというモデルは、
当時ムスタングと発音されてました・・）

まあ、たしかに当時の松山でも、
この車をよく見かけたんで、
かなりの台数が売れてたはず・・

ちょっと話が逸れますが、

ビジネスにおいては、こうやって、
成功したモデルやケースを、
上手く取り入れるのが鉄則なんですね〜（笑）

そこで本題のセリカに戻りますが、

１／８スケール（全長約５３センチ）
の模型を完成させるために、

２週間に１度のペースで少しずつ、
セリカの構成部品が届いたらそれを組み立て、、
最終的には１１０号！？まで買い続けて、
ようやく完成なんだとか・・

ちなみに、
創刊号として初回版の冊子と部品だけは、
１号あたり２９９円なんですが、、
その後は１号あたり、なんと１８００円！？

これを購入し続けていくと、
完成までに２０万円ほどかかる計算ですね（驚）

しかも
部品の組み立てに慣れた頃から
定期購読（購入）者が飽きてしまわないようにと、
途中から１度に４号分がドサドサッと、
届くシステムになっていて、
約１年間ほどで最終号となります。

そういえば以前、ニュース番組で、
このタイプの冊子を販売してる会社が、
インタビューされてましたが、

最初に安い価格を設定し、
購読者を一気に広げておくことで、
その後、途中で続かなくなる人が
たとえ出てきたとしても・・

最初あまり売れなかったけど、
日数が経つにつれ右肩上がりに、
じわじわと売れていく一般的な本と、

最終的な購読者数って、
実はあまり変わらないんだとか・・（驚）

となると、
定期購読という方法で販売してる分、
こちらの方が
確実なビジネスだと言えますよね。

こんな風に販売方法自体も、
実にシステマチックなんですが、、

そんなことよりも僕は、
『セリカＬＢ』の方に、
圧倒的に興味を引かれてですね・・

まさに『狙い撃ち』された訳で、
さあ、どうしたもんかと、、いま
冷静さを失っている所なんです〜（笑）

関谷はやと

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