トヨタ・マジック　

From：関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

いつもこのメルマガを読んでいるあなたなら、

気が付いてるかも知れませんが・・

車についての色んなこと、
たぶん、あなたの周囲にいる人たちより、

かなり詳しくなってるんじゃないかと思います。

こう書くと何だか、僕がみんなに、

自慢してるように聞こえるかも知れませんが、、

ハイ、もちろんその通りです〜（笑）

しかし、、
今回のメルマガでは、さらに意外な！

今まで話したことのない、
もっと驚きの事実を話したいと思います。

よく、
インターネットや車情報誌などで紹介されている、

今後発売予定のニューモデルがありますが、

中でも注目される車っていえば、やっぱり、

そのメーカーを代表する、

『ロングセラー車』だと思います。

そこで、ちょうどこの夏、

トヨタから『新型クラウン』が発表される、
という情報を得て、

現行モデルのクラウンについて調べてみました。

ちなみに、
クラウンには大きく分けて３タイプあり、

標準型の『ロイヤル』
スポーツモデルの『アスリート』
ラグジュアリーな『マジェスタ』

というラインアップです。

『クラウン』というモデル自体、
発表されてから、すでに６０年以上経ってますが、

それでも、
トヨタを代表するモデルとして、
人気を保ち続けています・・

まあ、歴代のモデルの中には、

『あ〜コケたな・・』という感じで、
売れなかったのもありますがけど、、

ビジネスで、
百発百中なんてあり得ないんですから、
そこまで言っちゃいけません！

で、そのクラウンなんですが実は、

一部中国で現地生産してる以外、

海外市場に向けて輸出されることのない、

『日本市場専用モデル』だったんです！

という訳で、

道幅の狭い日本の道路に合わせて、
車の全幅を１．８メートルという、

高級車と呼ばれる割には、
ちょっと小ぶりなサイズで作り続けてます。

ちなみに、
１．８メートルという車幅って、
日産のスカイラインより２０ミリ小さく、
ホンダのアコードより５０ミリも小さいんですよ。

なのに、、

パッと見で大きく見せる、あの存在感って・・

これぞ『トヨタ・マジック』だと思いませんか？

ところが、、

この車幅１．８メートルというボディーサイズは、

海外メーカーの高級車と比べると小さかったため、

トヨタは、海外向け高級車展開を、

見直さざるを得ませんでした・・

そこで誕生したのが、

『レクサス』という新しいブランドです。

ちなみに、

レクサスの最上級セダン『ＬＳ』というモデルだと、

クラウンより１０センチも幅広の１．９メートルと、

思いっきりデカく作ってますね〜

ただ、
クラウンの肩を持つわけじゃないですが、

レクサスのボディーサイズって、

あくまで道路幅の広い海外が基準で、

それほど日本向けじゃないんです・・

この最近、国際標準規格とか何とかで、

車に限らず、色んな製品のサイズが、
『大きく』なってきています・・

書類やコピー用紙だってＡ４サイズじゃなく、

ひと回り小さなＢ５サイズだったんです！（笑）

まあ、限られた資源を使って、

低コストで作るためには必要なのかも知れませんが、

でも、
従来からある『クラウン』のような、
日本の生活サイズに合った製品というのも、

それはそれで大切にしていきたいなあと・・

そうやって思わせるのも、

もしかしたら、

『トヨタ・マジック』なのかも知れませんね〜（笑）

関谷はやと

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