未来のメカニックを支えているのは?
From:関谷はやと
三栄自動車の事務所にて。
前回のメルマガでもチラッと話しましたが、
エアロパーツやアルミホイルなどで、
内外装をドレスアップした車や、
エンジンやマフラーを性能の良いものに変えて、
より高出力に仕立てた車たちが集結する、
『東京オートサロン2018』が、
いよいよ今週末から開催されます。
ところで、このイベントって元々は、
自分たちで仕上げた車で走るのが
純粋に好きな人たちが集まるイベントでした。
それが時代とともに、
ユーザーの支持を受け人気が出始めると・・
ベースとなる車を作っている、
『自動車メーカー』からも、
このイベントに参入してくる様になりました。
まあ、その方がバリエーションも増えて、
イベント自体が盛り上がるには盛り上がるんですけど・・
しかし、です!
このイベントが最初は手弁当で始められた経緯を、
関係者から直接聞いたことがある僕としては、
『おい自動車メーカー、
手柄を横取りせずに自分らでも考えんかい!』
と愚痴みたいになりますが、そんな気持ちにもなります。
まあ、それは置いておいて、
このイベントで嬉しいのは、
未来のメカニックである、
自動車整備の『専門学校生』たちが、
自分たちで車を仕上げて出展してる所ですね〜
出展し始めの頃は、
技術も未熟でヤボッたい改造車だったため、
『取って付けたような型』の車でした。
そんな厳しい評価を受けながら・・
それでも出展し続けて、
今回で、すでに22回目を迎えるようになると、
もう『学生の工作レベル』から抜け出て、
『本職並み』の車を仕上げるまでなりました。
これって、
講師の方々や先輩たちの指導を
学生たちが実直に受け継いできた結果ですね。
このレベルまで来ると、
『誰でも最初は素人から始めたんだ・・』
と胸を張っていいんじゃないかと思います。
実際の手作業で技術を習得するまでには、
それなりの時間がかかります。
それでも、
こういうイベントに出展するという目標を掲げて、
毎日コツコツと、
技術習得を積み重ねていくことができる若者がいることに、
先輩メカニックとして
誇りに思いますし、期待もしています。
また、その学生たちが未来のメカニックになるのを、
経済的に支えてくれている親御さんにも感謝しています。
(授業料って結構高いんですよ!)
なので、
自動車メーカーも、こういう部分に、
どんどん自社の収益を投入して欲しいなあと・・
だって、
直す人(メカニック)がいなくなったら、
車が『使い捨て』になってしまうんですから!
関谷はやと
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