偉大なビジネスマンって、本当は？　

From：関谷はやと

プライベート・デスクにて。

前回に引き続きマラソンシューズネタです。

昨日、ちょうどいいタイミングで、
ニュースが入りました。

『公務員ランナー』として有名な、
埼玉県庁勤務の『川内優輝選手』が、

１月１日にアメリカ・ボストンで開催されたレースで、
なんと自身７６回目の『２時間２０分切り』をたたき出し、

この記録が世界一に認定されたんだそうです。

川内選手といえば、
ちょうど昨年の『愛媛マラソン』で、
ゲストランナーとして出場してたんですけど、

実際に走っている姿を見たら、
テレビで見るよりもずっと大きく見えましたね〜

まあ、それだけ均整の取れた
『ランナー体型』を作り上げたからこそ、
故障を乗り越えて偉大な記録が出せたんでしょうね。

話は変わりますが、

前回お話しした『箱根駅伝』では、悔しくも、
復路で『青山学院大学』に逆転された『東洋大学』が、
ナイキが新開発した『超厚底シューズ』で臨んだ話でした。

ナイキだけじゃなく、

どのシューズメーカーにとっても、

有名なレースで自社製品が採用されれば、
それだけで『コマーシャル』になります。

この仕組みは、
つい先日までテレビの日曜ドラマで放映されてた
『陸王』でも物語の中心になっています。

ちなみに僕が調べた情報によると、

今年の箱根駅伝で優勝した
『青山学院大学』が使っていたシューズは、

『アディダス製』の薄軽底シューズでした。

実はこの『アディダス』採用にも物語があって、

『シュー・フィッター』と呼ばれる、
選手ごとに必要とされる
『微妙なサイズ調整』をやっていた方が、

それまで在籍していた『アシックス』から、
アディダスに移籍したことで、

有名どころのチームや選手が、
大量にアディダスに履き替えたんだそうです・・

この実話に近いストーリーも、
ドラマ『陸王』にも描かれていましたね。

話は逸れますが・・『陸王』という名前は、
車やバイクの勉強をしてた僕にとって、

戦前から終戦後にかけて『和製ハーレー』の異名で、
存在していたバイクの名前だと・・

さすがに！

このネーミングやストーリーを採用するあたりは、
原作者『池井戸潤』のセンスだと思います。

また、駅伝って元々は、
情報伝達や人々の生活のために生み出された、
『飛脚』が駅伝の原型だという説もあります。

それが現在では、
様々な人々の『ビジネスネタ』として使われているとしたら、

『飛脚』を思いついた人こそ、
ナイキやアディダス、アシックスや池井戸潤よりも、
もっと偉大なビジネスマンだと思いますね〜（笑）

関谷はやと

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