機械から電気的なつながりへ
今回のメルマガも前回からと同じ話題で、
車を構成している装置の機能が、
時代とともにどう変化しているかについて
お話ししたいと思います。
ちなみに前回は、
部品の精度が高まったことで、
エンジンやミッション、電気モーターや
ブレーキやマフラーといった装置自体も
以前と比べ壊れにくくなったものの、
装置周辺に装着されている各種センサーが
作動をコントロールするような傾向が強まり、
そのせいでセンサーの性能1つで、
装置が正常に作動しなくなる・・
といったケースが発生し始めたんですね〜
またセンサーというのは、
装置の作動や周辺の情報を検知し、
電気信号に変換している部品なんですが、、
こうした電気信号が使われるより前は、
機械的な方法で装置を作動させていました。
その中で、
僕がメカニックの仕事をし始めてから、
現在までの間で大きく変わったなと思うのは、
アクセル操作を電気信号に変換して
車を走らせるようなった事ですね。
以前は、
アクセルペダルとエンジンの間に
ワイヤーやロッド(棒状の部品)という部品が
機械的につながれていたこともあり、
エンジンの出力を
足で直接コントロールできていました。
まあ、その方が自分で車を走らせている、
という感覚を得られやすかったんですが・・
ただ、それだと燃費や排気ガス濃度の数値は
ドライバーの踏み加減によって変わりますよね。
そこで、燃費や排気ガス濃度を
より細かくコントロールするために採用されたのが、
アクセルペダルの踏み具合を電気信号に変換し、
その信号でエンジン出力をコントロールする
『電子スロットル(通称:電スロ)』
と呼ばれる部品です。
(パチンコ屋さんにある台じゃないですよ)
これによってアクセルとエンジンとの間は
従来の機械的なつながりから
電気的なつながりへと変わったんですね。
たしかに、
一聞しただけだと機械的な部品から
電気に置き換わっただけじゃないか。
それがどうして大きく変わったと思うんだ!?
そう思われるかも知れませんが、
でも、電子スロットルに変わったことで
バッテリー(電気)が上がってしまえば、
それだけで、
エンジンが作動できなくなるんですよ。
逆にいうと、
そうなる前はアクセルとエンジンが
バッテリーと無関係だったため、
(実際にはもっと込み入ってますが・・)
たとえバッテリーが上がったとしても、
『押し掛け(おしがけ)』みたいな方法で
エンジンを掛けることができたんですね〜
この頃は車に対する印象も
『前より融通が利かなくなったな〜』
と感じていました。
関谷はやと
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