3台の理由 

From:関谷はやと


ドイツの高級車メーカー『BMW』は、
日本国内で今年12月末までの期間限定で
FCV(燃料電池車)3台を使っての
実証実験を行うことを発表しました。

ここでFCVについて説明すると、
水に電気を流すと水素と酸素に分解される
という特徴の逆をいくのがFCVの原理で、

実際には、高圧にした水素を燃料とし、
その水素を空気中の酸素と反応させることで
発電した電気を使って走るEVのことです。

つまり水素(燃料)が
EVの電源(電池)となっていることから
燃料電池車と呼ばれているんですね〜

話を戻します・・
水素を使うタイプのFCVは、
すでにトヨタから『ミライ』という
量産モデルが発売されていて、

今回BMWが実証実験を行うモデル
『X5iハイドロジェン』もトヨタと同様、
水素ステーションで燃料を充填する方式です。

ただ、いくら実証実験といはいえ、
BMWがFCVを3台しか導入しないのが
気になります。

たしかに、
水素ステーションの拠点数が
少ないことも理由の一つでしょうけど、
(全国に167か所)
それにしても3台は少ないと思いませんか?
本当にFCVを売る気があるのかどうか、
疑ってしまいます・・

そこで僕なりに、
3台になった理由を考えてみたんですが、、
実は今回のBMWの狙いは、
FCVをプロモーションするためじゃなく、
現在、主力に据えている
充電式のEVモデル(BEV)を
売るためじゃないかと・・

というのがFCVもBEVも
電気の供給方法が異なるだけで、
どちらもEVなのは違いありません。

ところがFCVは、
水素の充填時間がガソリン給油をする
エンジン車と同等なのに対して(5分程度)
BEVの方は、急速充電を行っても
FCVやエンジン車の10倍掛かるんですね。
(約4〜50分)

するとユーザーからは、
BEVに充電するという行為が
デメリットとして認識されてしまいます。

ただ、その状況でも
BEVを売らなきゃならないとすれば、、
まずBEVのメリットを
ユーザーに向けて示す必要があります。
つまりBEVを使い勝手の良い車だと
思わせなくちゃなりません・・

そこで、
BEVの急速充電ステーションよりも
圧倒的に拠点数が少ないFCVを持ち出せば、
(急速充電は約2万2千か所)

『BEVって意外と便利じゃん!』と
思わせられるかも知れないんですね〜
そのためには、
FCVが3台もあれば十分だと・・
最小の投資で最大の効果を!
というのはビジネスの基本ですからね。

ただこれは、
あくまで僕がBMWのEVを売るなら、
こういう方法を採るというだけの話で、
全く信ぴょう性はありませんよ。

関谷はやと
 
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