『お金』について考えてみました（その２）　

From：関谷はやと

前回のメルマガに続いて
今回も『お金』の話題について
お話ししたいと思います。

コロナ禍以降、
人流が制限されていましたが、
この５月からは、
コロナウィルス感染症への位置付けが
インフルエンザと同レベルになったことで、
再び人流が活発になり始めました。

それと同時に、
暮らしに便利な都心部への回帰が始まり、
その影響で不動産価格も上昇しています。

先日見たニュースでも、
２０２１年に開催された東京オリンピックの
選手村用に建設した宿舎がリノベーションされ、
マンションとして販売されているそうですが、

まだ購入者に引き渡されていない段階で
転売されるケースが多く見られていて、
物件によっては、購入した金額の
１．５〜２倍近くまで上昇しているらしく、

２００倍ともいわれた
購入抽選に当選した人にとっては、
宝くじの高額当選さながらの状況に
なってるんですね〜

ところで、、
いくら人流が都心部に向き始めたといっても、
何でこんな現象が起きるんでしょうか？
これを『お金』という視点で見ていくと・・

実はお金って、
お金自身が勝手に動いてる訳じゃなく、
お金を持っている『人の意思』によって、
さっきお話ししたマンションに向けて動いたり、
あるいは、もっと別の物に向けて動いています。

これが住むためのマンションだったら、
そのお金は『購入』に向けて動いたといえ、
一方転売であれば、そのお金は
『投資』のために動いていることになります。
こんな風に目的によって呼び方は変わりますが、

お金を持っている人の興味や関心、
欲求や期待に応えるために、
お金が動いているという本質は変わりません。

さらにお金の動きで興味深いのは、
お金って一旦どこかに向けて動き始めると、
その方向に向かって、
どんどん集まる性質があります。

その理由は、
さっきお話ししたように、
お金というのは、それを持つ
『人の意思』が反映されることで、
初めて動くからにほかならず・・

今回の現象のように、
マンションの価格が高騰しているのも、
そこにより多くの『人の意思』が
集中したからなんですね〜

逆にいうと、
人の意思が別の方向へと向いた途端、
それに伴ってお金の動く方向も変わります。

投資をする人がお金について、
よく『まるで生き物のように動く』
と言うのには、お金というものに
こうした特徴があるからでしょうね・・

関谷はやと

 
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