EV一択に決めた理由 

From:関谷はやと

インターネットの車関連サイトに、
ホンダと電池メーカーのGSユアサが
具体的なスケジュールは未定ながら
国内にEVや建物設備向け蓄電池の
(バッテリー)大規模電池工場を新設する、
というニュースが載っていました。

ちなみにホンダは、
あと17年後となる2040年までに
全ての新車をエンジン車から電動車にする
と宣言しているそうで・・

そう考えると、
EVの生産コストと重量において
かなりの割合を占めるバッテリーを
自分たちで作らないことには採算が取れず、
企業として成り立たなくなってしまう!
そう判断してのことでしょうね〜

ところで、なぜホンダは創業から
現在の規模にまで成長するきっかけとなった
エンジン車から完全に手を引いて電動車
(EV)一択に方針を決めたんでしょうか。

その前に
エンジン車とEVの特徴を比べてみると、
給油時間が短く、車両重量も軽いことから
航続距離が長くできるエンジン車と、

急速充電でも数十分かかるうえ、
航続距離を延ばすために
バッテリー容量を大きくすると、
その分車両重量が重くなるEVとでは、
エンジン車に分があるのは明らかですよね。
しかもEVの方が高価です。

エンジン車とEVとでは構造上のこともあり、
給油(充電)時間や重量の差を埋めるのは
たとえこの先技術が進んでも難しいはず・・

この問題を分かっていながらも
ホンダがEV一択にした理由は?
普通に考えたら、
問題解決できる見込みがなければ、
絶対にやりません。
というよりやっちゃダメですよね。

こんな風に現時点では実用性の面で、
EVよりエンジン車の方に分がありますが、
ただエンジン車であってEVであっても、
新車から数年経てば摩耗や劣化が進む、
経年劣化という現象が生じるため、

たとえ時間や重量の差は埋められなくても、
この『経年劣化』のスピードを
エンジン車よりも抑えることができれば、
EVにメリットを感じてもらえます。

具体的にいうと、エンジン車の場合は、
使用年数や走行距離が進むと出力が落ち
燃費は悪化し、
それと同時に周辺部品も劣化して
エンジンの振動が大きくなります。

だったら、
バッテリーの劣化スピードを遅らせる、
つまり充電を繰り返すことによって、
電気が入りにくくなる状態を抑えられれば・・

10年経っても快適に乗ることができるなら、
EVを選ぶユーザーも増えるんじゃないかと。

これも簡単ではありませんが、
充電時間や重量の差を埋めるよりは
はるかに現実的なので、
ホンダがEVに可能性を見出すのなら、
たぶんこの辺りじゃないかと思います。

関谷はやと

 
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