175,000円分のメリット 

From:関谷はやと

先日、このメルマガでお話ししたのは、
5月に広島で開催されるG7サミット
(主要7か国首脳会議)に先駆けて、
各国の気象・エネルギー担当大臣が
北海道に集まって行われた会議の中で、

CO2をはじめとする
温室効果ガスの排出・削減量を
お金に換算して取り引きを行う
『カーボンクレジット』のルールについて
話し合われたという話題でしたが・・

ところで、このカーボンクレジット、
すでに一部の国や企業では導入されていて、
その中で最もメリットを受けた企業の1つが、
実はあの有名な『テスラ』なんですよ(驚)

ではテスラがどういう背景によって
メリットを受けたのかというと・・

例えばアメリカのカリフォルニア州では
州内で車を販売している企業に対して、
排気ガスを出さない車を一定比率以上
販売しなくちゃいけない、
といった規制を出しました。

早い話、カリフォルニア州では
どの自動車メーカーも一定比率以上の
EVを販売しろ!ということです。

ところが、元々エンジン車しか
作っていないメーカーにしてみれば、
急にそんな事を言われても、
すぐに対応できませんよね。

そこで登場するのがカーボンクレジットで、
CO2排出枠を購入することにより、
エンジン車が排出するCO2をチャラ
(イーブン)にするというルールのもと、

EVしか作っていないテスラに対して、
他の自動車メーカーから
CO2排出枠の購入申し込み
(カーボンクレジット)が殺到したんですね〜

ちなみに、テスラが昨年(2022年)
カーボンクレジットによって、
どのくらい収入があったのかというと、
何と過去最高の17億8千万ドル!?
(約2310億円)だったそうです。

これを2022年の生産台数、
約131万台に引き当ててみると、
EV1台あたり約17万5千円となり、
おかげでテスラは創業以来、
年間を通じて初の黒字経営となりました。

ただ一方では、テスラに対して本業
(EVの生産・販売)で得た黒字じゃなく、
あくまで
カーボンクレジットによるメリットなので、
このルールが無ければ他社のEV部門同様、
テスラも赤字だったはずだ・・
みたいに言う人たちもいるようですが、

でもよく考えれば、テスラ自身が、
他社にカーボンクレジットを販売できるほど
EVの生産量を増やしていたからなので、
その成長ぶりを無視して、
企業収益を評価しちゃダメだと思います。

関谷はやと

 
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