新たな価値がついたCO2 

From:関谷はやと


5月に世界7か国の首脳による会談
『G7サミット』が
広島県で開催されますが、
それに先駆け今週末は北海道の札幌で、
各国の気候・エネルギー環境大臣が集まり、
環境に関する会合が開催されます。

またニュースによると、
今回のテーマの一つである
CO2排出量取引、
いわゆる『カーボンクレジット』の
ルールについても話し合われるそうです。

ちなみに、このメルマガでは、
カーボンクレジットのことを便宜上
CO2排出量取引と表現していますが、

最近では
CO2以外の様々な気体や物質が
取り引きの対象になっていることもあり、
『温室効果ガスの削減量取引』
と呼んでいるみたいです・・

ところで、
『カーボンクレジットとは何ぞや!?』
と思ってる人のために説明すると・・

生産やサービス提供時に発生する
CO2の排出量に規制や基準値を設け、
それを超えて排出した場合には、
排出した企業や団体(あるいは国)が、
お金や物品を差し出すことで、
超過分の代わりにできる仕組みです。

すると、
CO2排出量が超過しそうな場合には、
他者から『排出枠』を購入することで
自分の排出枠を増やすことができるため、
それがビジネス的な側面をもたらしています。

でもCO2って、
そもそも空気中に存在している物質で、
地球上においてはタダ同然のはずなので、
別に高いお金を支払ってまで
排出枠を買う必要はないんですよね〜

ただ温暖化による悪影響を
これ以上増やさないためにどうするか?
という前提で考えた場合、

原因とされるCO2の排出量に
新たな基準や評価を設定することで、
タダ同然のCO2に価値が生まれ、
その結果、カーボンクレジットが
成立する仕組みが出来上がりました。

実はこの仕組みとよく似ているのが、
石油だと世の中では言われていて、

大量生産・大量消費社会によって、
燃料や多くの製品の原料となる石油に、
石油本来が果たす機能に見合う以上の
価値が付く結果となりました。

たしかに、
CO2に価値が付いたという点では、
石油と仕組みが似ていますが、
地球規模でこれからを考えると、
必要以上に作らない、
無駄な消費はしないための方策として
CO2が選ばれたのかも知れませんね。

関谷はやと

 
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