メカニックをやってました　

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From：関谷はやと

先日このメルマガで、
鮮魚卸商を営んでいるお客さんの
『軽トラック』がオーバーヒートしてしまい、
エンジン本体にまでダメージが及んでいた。
というお話しをしたんですけど・・

結局このお客さんは修理するよりも
中古車への買い替えを選んだんですね。
というのが『軽トラック』といっても、

一般的な軽トラックじゃなく、
荷台部分には海水を入れるための
大きな水槽を備えていて、生きた魚を
そのままで運ぶことができるような仕様です。

そのため金属製の荷台だと、
あっという間に錆びが発生し腐食するので、
船と同じＦＲＰという素材を使った枠組みで
荷台全体を覆っているんですね。

この水槽付きＦＲＰ製の荷台枠組みは、
車から切り離せばそのまま流用可能なので、
次の軽トラックに乗せ換える架装作業を、
実は昨日と今日の2日間でやってたんですよ。

というのも、ちょうどこの時期は
年度末が重なっているのもあるのか、
以前から車の登録台数自体が多いため、
メンテナンスの需要も多いんですね。

そのため専属のメカニックが、
手間のかかる架装作業を手掛けてしまうと、
今度は通常のメンテナンスが遅れるので、
やむなく僕の出番となった訳です。

まあ自分で言うのも何ですけど、、
僕自身がこうした作業に直接携わるのは、
三栄自動車にとって、
伝家の宝刀を抜くような感じでしょうか（笑）

そこで普段は軽作業をやってもらっている
ベテランメカニックの手も借りながら、
突貫で架装作業をやりましたよ。

２日間のほとんどを作業時間に充てるのは
本当に久々だったんですけど・・

このとき改めて感じたのは、
『メカニックの仕事って面白い！』

そうなんです・・メカニックの仕事って、
自分が経験で得てきた技術や技能を
存分に発揮できる仕事環境にあるのが
本来の姿だと思います。

だとするなら一方で、
今回のように一刻でも早く車を使いたい、
そう思っているお客さんが喜んでくれるなら、

手間の掛かる架装作業だろうが、
タイトな作業スケジュールでもやってのける。
それもメカニック本来の姿じゃないかと・・
真剣だからこそ面白いんですよね。

関谷はやと

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