クラクションの使い方 


From:関谷はやと


僕が住んでいる愛媛県で県議会議員の方が、
車を運転しているドライバーに対して、
道路交通法で危険防止のため以外には、
鳴らすことが禁じられている車のクラクションを、

自身が行っている街頭演説を見かけたら、
『ぜひクラクションなどリアクションをお願いします』
という依頼をSNSに呼びかけたことが騒ぎとなり、

本人が『誤解を招く表現だった、気を付けたい』
と釈明するというニュースがありました。

この4月に統一地方選挙を控えていることで
こうした発言に対して世の中の反応が
いつもより過敏だったことも背景にありますが・・

DJやラッパーじゃないんですから、、
『クラクション』と『リアクション』
というフレーズで韻を踏もうなどと試みたのが、
そもそもの間違いだったんじゃないかと・・
ではありませんね、スイマセン・・

話を戻します・・

たしかに車のクラクションって、
道路交通法上では危険防止のための
『警報装置』となっているため、
それ以外の状況で、
むやみやたらと鳴らしたのでは、
本来の目的が果たせませんよね。

ところが実情はどうかというと・・
道を譲ってもらった相手に、
お礼の気持ちを込めた合図として鳴らしたり、
送迎などの場面で相手に車の到着を知らせる
合図に使われたりしています。

では本来の使い方として例えば、
混雑したショッピングセンターの駐車場で、
入庫待ちの車が通路で行列になっている時、

自分の前方にいる車が、
いきなりバックしてきたら!?
もちろん衝突防止のために
クラクションを鳴らしますよね。

ところが、危険防止のためなのに
クラクションを鳴らされた相手によっては、
(バックしてきた車のドライバー)
突然車から降りてきて『なんだコラ!』みたいに、
逆に威嚇されたなんて話もよく見聞きします・・

たぶん今回の件も『合図』程度の認識で、
SNSに呼びかけたんでしょうが・・

ただ県議会議員という立場からすると、
いくらクラクションがそう使われているとはいえ、
道路交通法で禁じられている行為に対して、
認識が軽いと思われても仕方ありませんよね。

そう考えると、
やはり『クラクション』と『リアクション』で
韻を踏むべきではなく、
『何か合図を返していただけると嬉しいです』
くらいにしておけば騒ぎにならずに済んだと・・

関谷はやと

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