ＷＢＣ　

From：関谷はやと

今回のメルマガのタイトルを見て、
『あっ、野球の世界一決定戦だよね！』
そう思ったあなたは、
旬な話題にとても敏感な方じゃないかと。

もちろん、こうしたイベントの時だけ
『にわか野球ファン』になる僕とっても
ＷＢＣは目が離せないイベントの１つです。
（ワールド・ベースボール・クラシック）

昨夜、僕がニュース番組を見ようと
テレビのスイッチを入れたら、
ちょうどこの話題を取り上げている最中で、
日本代表チームの栗山監督と
メジャーリーガーの大谷翔平選手の２人が
並んでコメントしている場面でした。

その中で最も印象的だったのが、
大谷選手の『勝つことだけを考える』
という強い気持ちのこもったコメント

というのも、こうした場面を
ビジネスマン的な目線で考えると、
大抵は『チームの勝利に貢献したい』
みたいに何ていうのか、、
ちょっと周囲に気を遣った言い回しを
選びそうな感じがするんですけど・・

そこはさすがに大谷選手です。
世界中の様々な国から一流選手が集まった
メジャーリーグという環境の中で
トップ選手として活躍しているだけに、
目的を達成するため以外の気遣いなど無用だ！
と言わんばかりの堂々とした振る舞いです。

しかもそれを、さわやかにやってのけるのが、
大谷選手の魅力というか人柄なんでしょうね〜

そういう点でいくと同じＷＢＣつながりで・・
（これが分かった人はかなりのマニアかも、笑）

昨年１２月にアジア地域出身者として初めて
プロボクシングの４団体統一チャンピオンとなった
（ＷＢＣ・ＷＢＡ・ＷＢＯ・ＩＢＦの４団体）
井上尚弥選手も似たような印象があります。

格闘技というジャンルの中では、
最も古い競技だといわれるボクシングは、
手をグーに握った状態のときにできる
『ナックル』と呼ばれる拳の部分だけを使って
相手とパンチを打ち合う競技スタイルだけに、
パンチを繰り出す際の距離やタイミングには
ミリ単位、コンマ何秒という
高い精度が要求されるスポーツです。

そんな過酷とも呼べるボクシングにおいて、
井上尚弥選手は周囲に対してサラッと、
『ボクシングが楽しくてしょうがない！』
とコメントするあたり、

同世代でもある
この二人の選手の振る舞いを見ていると、
ジャンルは違ってもトップ選手であるための
マインドやメンタルの持ち方には、
大いに学ぶところがあるなあと素直に思います。

関谷はやと

 
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