コカ・コーラの看板を見て・・　

From：関谷はやと

僕が住んでいる松山でも
１２月に入ってからというもの、
特に晴れた日の朝などは、
ピッとした寒さを感じるようになり、
ようやく冬らしい気候になったなあと・・

ところで、今日僕は朝から遠方に住んでいる
（といっても１０ｋｍほどの距離ですが）
お客さんの元にメンテナンスの依頼を受けた車を
引き取りに行ってたんですが・・

その道中、ビルの屋上に設置されている
『コカ・コーラ』の看板が目に入って来て、

ふと今から３０年以上も前のちょうどこの時期、
当時仕事をしていた愛知県から車で帰省する際に、
この看板を見ると『やっと松山に着いたなあ・・』
という気持ちになったのを思い出しました。

まあ最近では
コカ・コーラを飲むことも無くなりましたが、
それでも僕の場合、
コカ・コーラの印象的なロゴから思い出すのは、

当時エアコンやパワーステアリング、
パワーウィンドウも後部座席すら
装着されていなかった車で
帰省のために長時間運転をして、
ようやくたどり着いた時の感覚なんです。

ところで、
なぜ３０年以上も前の感覚が今でも・・なのか？
それを考えていて気付いたのが、
『三つ子の魂百まで』ということわざです。

あなたも知っている通り本来の意味は、
幼かった時に表れた性質というのは、
たとえ年齢や経験を重ねても変わらず残っている、
みたいな意味なんですけど、

このことわざを、ちょっと拡大解釈をして、
車の運転をし始めた頃を当てはめてみると、
当時の僕は、たしかに３歳児と同じです。

なので『車を運転する』という視点で考えれば、
その時に経験したり感じたことが、
３０年以上経った今でも鮮明に残っているのは、
元々人が持っている性質なので、
ある意味、当然なことなんでしょうね。

世の中では、
人は年を取ると昔話ばかりするようになる・・
などと批判的な場面で言われたりしますが、、

でも、よくよく考えると
人の性質で変わることのない部分だということは、
そうやって言ってる人も年が経てば
やがては同じ立場になるんですから・・

話す相手への気遣いは必要ですけど、
たとえ人に昔話をしたくなったとしても、
そこまで気にしなくていいんじゃないかと・・
最近はそんな風に思うようになりました（笑）

関谷はやと

 
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