僕たちメカニックが気を付けていること 

From:関谷はやと


前回のメルマガでは、
スタッドレスタイヤについてお話ししましたが、
ユーザーによっては、
『この季節の恒例行事だね』みたいな感じで、
すでに習慣となっていて
『入れ替えも自分で済ませたよ』
という方もいるんじゃないかと・・

ところで、この時期、
毎日のようにタイヤの入れ替え作業を行っている
僕たちメカニックが特に気を付けているのは、

例えば、あらかじめ
タイヤとホイールがセットされていて、
冬場専用の状態で使用されている場合、
元々車に装着されているホイールから
タイヤを分離しなくて済むので、その分、
入れ替え作業も短時間で済ませられます。

ところが冬場の道路って、場所によっては
塩分を含んだ凍結防止剤が撒かれているので、
それがタイヤとホイールの合わせ部分に付着して
ホイールに錆が発生するケースがあります。

これがタイヤ入れ替え作業のたびに、
ホイールからタイヤを分離していれば、
ホイールの錆びにも気付きやすいんですけど、

タイヤとホイールを
セットした状態のまま保管している場合は、
意外と見落としてしまう所なんですね。

では、もしタイヤとホイールの合わせ面に
錆が発生したまま使っているとどうなるのか?
というと、錆びによって本来密着しているはずの
タイヤとホイールとの間にすき間ができ、
そこから空気が抜けてしまいます。

それを予防するには、
スタッドレスタイヤを使い終わる春先に
タイヤとホイールのセットをしっかり洗ってから
保管しておくことです。

ちなみに先日ご紹介した、
三栄自動車のタイヤ保管サービス
『タイヤキープ』を使ってくれている場合は、
もちろん保管前の洗浄を行っているので、
錆びが発生するケースはグンと減ります。

もう1つ見ておきたいポイントは、
車にホイールを取り付ける際にはナットで
(またはボルト)締め付けるんですけど、
ナットが当たる部分も錆びていないかどうか?
装着前に点検しておかなければなりません。

もし錆びたまま装着するとどうなるか?
走行時の振動でホイールの錆が取れて、
ホイールとナットとの間にすき間ができると、
それはナットが締まり切っていない状態、
つまりナットが緩んでいるのと同じになります。

その結果、
車からタイヤが外れてしまう場合もあるので、
タイヤ入れ替え時にホイールが錆びてないかどうか?
というのは、とても重要な点検項目なんです。

関谷はやと

 
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